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自転車操業一筋42年

世の中の「意識高い系」トライアスリートについていけない泳ぎがヘタで意志が弱いサラリーマン、永遠の42歳後厄、が初フルマラソン完走後3年でアイアンマン70.3のフィニッシャーに。フルマラソンサブ4達成後の次の目標はOD3時間切りです。

高水山トレイルランの予行練習に行ってきた

トライアスロン: トレーニング トレイルラン

寒い季節のランニングに必需品の手袋、走っていて汗拭ったり鼻水拭いたりするし、またレース中つけていて暑く感じた時は最悪捨ててしまうこともあるかと思って100円ショップで買ったものを使っていたのだが、この前Facebookを見ていたら2013年に熊本城マラソン完走した時に今使っている100均フリース手袋でばっちりピースサインしている写真が出てきて、自分のもの持ちの良さにかなりびっくりした今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。1年あたり27円という計算になりますな。

年初伊東の山の中を走ってトレランの気持ちよさに目覚めたこともあり、4月2日に開催される青梅高水山トレイルラン30㎞の部に参加することにした。初めてのトレイルランニングのレースを前に、練習と下見を兼ねて一度走りに行ってこよう、ということで電車に乗って青梅まで行き、本番30㎞の半分を走ってみることに。


前回伊東で走った時は普通のランニングシューズで走ったので、今回もそれでOKかと思っていたが、結論から言うと全然ダメ。伊東や三浦半島は、広葉樹の落ち葉がカサカサいう中を走ったので問題なかったが、高水山は岩が崩れてコース上に石になって落ちているところが多く、普通のランニングシューズでは斜度があるところでは滑って危ない。また登り下りもきつく木の根っこを踏み分けて進むようなところもやはりトレランシューズでないと歯が立たなかった。

その日は東京マラソンの前の土曜日、走り出しから結構いい天気。青梅の駅からレースのスタート地点のある風の子太陽の子広場まで行く間からすでに汗が出てくる。日差しも強く、気温以上に暑く感じる。一緒に行った仲間はトレラン百戦錬磨が2人、そこそこのトレイルランナーが1人、槍ヶ岳とか登っているガチな登山好きが1人、それにくたびれた私。そして私がしている手袋が超長持ちしている100均フリース手袋。指先が切れているので何となくDAIGOの手袋を思わせるので、それっぽいポーズをしてみたが完全にGDGD。(グダグダ、です)

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そして足元はASICS GT2000のちょっと古めのモデル。タイツはふるさと納税

花粉がものすごく飛んでいる気がする。杉の葉っぱが真っ茶色で、花粉症の人が見たら卒倒しそうなぐらいだ。それなのに意外とハイキングの人たちが多く、邪魔にならないようあいさつしながら追い越していく。

しかし登りがきつい。この週は仕事もきつかったしあまり炭水化物を摂らなかった上に飲み過ぎたせいか、体が明らかに重い。ランの練習で仲間に引き離されることはほぼなかったのに、少しずつ置いていかれる。そして足がつる予感。私はバイクもランも平坦なところをそこそこ早く走るのは苦手ではないのだが、アップダウンが入ると途端に周りに抜かれることが多くなる。車でいうとトルクが少ない高回転型のエンジン積んでいるようなものか。
仕方がないので5㎞も行かないうちにMag-onでマグネシウム補給し、友人が持っていた経口補水液OS-1と私のアミノバリューを交換してもらう。途中でリタイアしたくないし。OS-1は普段飲むとクソ不味いが、体がミネラル欲しているときに飲むと激旨。

余裕があればiPhoneでブログ用の写真を撮ったりしながら走るのだが、今回は全く余裕なし。登りもきついが下りも予想以上に険しくて、それなりのスピードで走るのは結構難しいところが多い。別の言い方をするとそれなりのテクニックがないと下りが早く降りられない。こんな狭いところで本番ゆっくり降りていたりすると後ろから思いっきりプレッシャー掛けられたりするかも、と思うとビビる。トライアスロンのスイムでバトルに巻き込まれたくないから後ろから出る、みたいなものか。

8㎞ちょっとを走り、物凄い急斜面を下ると榎峠、成木街道に出る。そこで一休みしたのだが、そこからがまた修行。榎峠からゴールの高水神社、というか常福院まで2㎞で350メートル登る。平均斜度17.5%。榎峠からの登りが半端なく、この道が階段じゃなくて坂なのは安全基準に違反しているのでは、と思えてしまうぐらいの斜度。
北斜面を走ると体が冷えるが、半袖のTシャツのまま大汗をかきながら仲間に遅れること数分で常福院にゴール。トレランバッグを降ろすと背中から物凄い湯気が立ったのでみんなが大笑い。

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標高750mぐらいだが、明らかに青梅の駅とは気温が違い、しばらく休んでいるうちに汗がどんどん冷えてきたのでウインドブレーカーを着込んだ。もう少し休みたかったが、あまり休むと体が冷えてさらに足がつったりするので補給が終わるとそそくさと出発。

下りは転ばないように高回転のピッチ走法で急斜面を降りるが、つま先を持ち上げる高さが低すぎて木の根っこに足をとられて転倒。そして転倒しないように踏ん張ったときに本格的に両脚がつってしまう。この前転んだ時もそうだったけど、大人になって転ぶとメンタル的ダメージ大。

後は下るだけか、と思ったら全然そんなことはなく、林道を登る時間が長くてまた修行。何とか榎峠まで再び出て、そこからは成木街道を下って軍畑の駅まで基本下り。

結局16㎞ちょっとを3時間強かけて走った。1キロ12分ぐらいかかっている。いつもの半分ぐらいのスピードでしか走っていないわけだが、フルマラソンの方が圧倒的に楽。レースではこれを往復するかと思うと結構泣ける。獲得標高は登り1166m、下り1070m。

f:id:KodomoGinko:20170305214255p:imagef:id:KodomoGinko:20170305214445p:imagef:id:KodomoGinko:20170305214524p:image

帰りはトレラン後のお約束の河辺の駅前にある梅の湯で温泉に浸かり、軽く打ち上げして青梅線、中央線に乗って帰宅。みんな走って風呂入って酒飲んだので、電車の中では撃沈していた。私は翌日ランニングの聖地御徒町へトレランシューズをさっそく買いに行きました。

f:id:KodomoGinko:20170305213726j:image恐るべしトレイルラン。これはトライアスロンでいうとランとバイクの両方の練習になるのではなかろうか。トライアスロンのランというと平坦なところだけでなくあえてアップダウンを入れてあったりするので、たまにはロードだけでなくトレイルランも練習のメニューに入れてみてはいかが?ただケガ、特に捻挫には気を付けられたし。


 

人はふるさと納税だけでどこまでトライアスロンのギアをそろえることができるかの巻 続編

トライアスロン: グッズ

近所の書道教室に張り出されている習字の練習がふと目に入り、なんでこんなこと書いてあるのかなーと思いながら通り過ぎた一瞬後、それは40代半ばのおっさんにはほとんど縁のないバレンタインデーとかいう名のイベントについて非常にシュールな鎌倉の大仏も振り返るレベルのことが女性の手で墨痕鮮やかに書いてあることに気づいた今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。「義理と本命」って上手に書いても才能の無駄遣いだろ。私も「金で買う愛情」とか書いてみるかな。

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トライアスロンシーズンがいよいよ本格的に始まる。今年は4月の石垣島、5月の南紀白浜、6月の徳之島、9月の村上とエントリーしようかと考えていたのだが、これまで仕事の都合で毎年参加できなかった9月初旬の佐渡ストロマンに今年は参加できるかもしれず、佐渡について調べているうちにふるさと納税枠があることを発見。通常のエントリーは3月にならないとできないのだが、ふるさと納税枠では参加資格を満たしさえしていれば通常エントリー前に2月から先着順で受け付けてもらえるという。


こういうのは正しいふるさと納税のあり方だと思う。地元市町村に寄付して人気のイベントに参加、宿泊も含めお金をさらに落として来年もまた来よう、と思うようになる、という意味で。

ただし結構な額の寄付、具体的には30万円の寄付が必要。この枠持っている人は年収1400万円以上ぐらい。さらにそのふるさと納税枠の大部分をトライアスロンに使ったことに奥さんに文句言われても言い返すぐらいの強い心肺機能ハートの持ち主でなければならないわけだから、結構限られた層になる(かもしれない)。 

最近発見したのだが、私の大好きなアミノバリューが11000円藤枝市ふるさと納税するともらえることが判明。運動後にアミノ酸摂ると疲労の抜けが早く、アミノバリューの微妙に薄いわずかに酸っぱい味が飲みやすくてとても気に入っていたので、これからの季節にぴったりでありがたい。

www.furusato-tax.jp

前にも書いたが、アミノバイタルプロ120袋入りもある。酒飲む前に飲むと実は悪酔いしにくくなる効果も。ゴルフのラウンド中に飲んでも疲れないことが実感できる。もちろん有酸素運動後にも。

www.furusato-tax.jp

そしてランナー/トライアスリート御用達エナジージェル、Mag-onも。わざわざレースのたびに買うのが面倒くさいので、まとめて頂けるとありがたい。

www.furusato-tax.jp

この手の消耗品かつ必需品が手に入るというのはありがたい。

 

あとは有名どころだが、小谷村への寄付でモンベルのポイントがもらえるのもいろいろ選べていい感じ。自転車用のウエアもあれば、トレイルランニング用のジャケットとかもある。モンベルの店舗も最近たくさんできているし。

www.furusato-tax.jp

 

年末駆け込みふるさと納税のせいで品切れの多くなっている時に無理やり何かほしいものを探すよりも、今のうちから必要なものを計画的に頂いたほうが良いかと思いますので、取り急ぎご報告。

 

jitenshasogyo.hatenablog.com

 


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私は泳ぐのが下手なので足の部分が分厚くて浮力が稼げる上下セパレートのウエットスーツ買いましたが、正直どのウエットスーツ着てもぷかぷか浮くのでご心配なく。トライアスロンにはまると上半身筋肉ついてしまうので、ぴったりのサイズを買うとすぐ着られなくなります。

江古田方面: 江古田の洗礼を激しく浴びる、みずほ命ってなんだよ

トレーニング : 銭湯・居酒屋訪問記

館山若潮マラソンの疲労抜きのためジョギングしていたら疲労が残っていたせいか交通量の多い幹線道路の歩道で何かにけつまづき、前のめりにバランスを崩しながらも脚をばたばたと高速回転させて何とか立て直そうとしたものの結局追い付かずにアスファルトの上でヘッドスライディングのように手のひらを滑らせながらすっ転んで地面に腰をしたたかに打ち付けてしまい、自分でも転んだことへの驚きと痛さのせいでボーゼンと座りこんでいたら、けたたましい足音とコントのような派手な転び方のせいで人が集まってきてしまってとても恥ずかしかった今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。手のひらちょっと血が出て腰も少し擦り傷できたぐらいで済んだのが不幸中の幸いでしたが、大人になって転ぶと精神的ダメージ大きいわ。

最近走っていった街の中で一番魔界感が強かったところについて少し書いてみる。それはずばり江古田。「えこだ」なのか「えごた」なのか全然分からない時点ですでに魔界感強い。
初めて走っていったのは、年末休みを取っていた平日の昼。山手通りを北上して妙正寺川沿いをずっと走っていこう、という20㎞程度のランニング中。哲学堂を通って「いいところだなあ」と感心しながら新青梅街道のところに出たら、謎のTシャツがサツキの植え込みの上に置かれていた。それもなんだかブサイクなポーズをした女の子の写真がハートの形にトリミングされてるという恐ろし気な物件。
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よく見てみると、「みずほ命」と書かれている。どこぞのバカップルが調子に乗って作ったのか、あるいは彼氏が浮気した懲罰かなにかでドSなみずほちゃんが彼氏に無理やり着させているのか。いずれにせよヤバい。江古田ヤバい。「えこだ」か「えごた」かどっちかわかんないけどヤバい。こんなTシャツが物干しに干されている街江古田、ヤバい。風で飛ばされたTシャツを親切な人が植込みの上に置いてくれてある意味強烈に晒している街江古田ヤバい。
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自転車のタイヤ痕がくっきりみずほちゃんの顔を縦断する形で残っているプリントTシャツのインパクトが強すぎて、胸焼けしそうな妄想が脳内いっぱいにはじけてランに集中できない。

彼氏「ごめん、あのTシャツどこか行っちゃったんだ」
みずほ「マジで?あり得なくない?わざと捨てたんでしょ、やっぱりそういうつもりだったのね」
彼氏「いや、わざとじゃなくて干してたら風で飛ばされたみたいなんだ」
みずほ「絶対嘘よ、そんな気がしていたんだけどやっぱり私たちもう終わりね」
彼氏「そ、そんなことないよみずほのこと大好きだよ」
みずほ「じゃあ今度のクリスマスで誠意見せなさいよ」、的な。

これが江古田とのファーストコンタクト、一発目から強烈な洗礼を浴びた。

ちなみにこの写真をハッシュタグ#みずほ命、でツイートしたらすごい勢いでリツーイトされ、実は活動中のインディーズアイドルグループのみずほちゃんが活動休止するのでラストライブをするために作ったものと判明。ご本人からもツイートされるなどなんだかプチすごいことに。

togetter.com

note.mu

 


そして年が明けてから江古田再訪。会社の後輩がこちらの現代ビジネスの「その筋の親分に連れて行かれた「日本一の煮込み屋」その忘れがたき味」という記事を見て「江古田行きましょうよ江古田」といって、記事に出ている「やっちゃん」という肉料理の店の予約を取ってくれた。それも1ヶ月以上も前に電話して。

中野からタクシー乗って、みずほ命の交差点からほど近い住宅街を入っていくと件の伝説の肉料理店が。詳細は諸事情あるので書けないが、煮込みも最高、つくねも最高、それ以外にもあれやこれやがとんでもないクオリティと破格のお値段かつすごいボリュームで出てくる。ご主人は記事で対談しているエラいおじさん達は理不尽な法規制が出来た際に声を上げてくれなかった、と嘆いていた。店の最後の客となったのでご主人とおかみさんといろんな話をしていたら、今ではもう食べることのできない例のブツをいただいた。禁酒法時代のアメリカかよ。高級そうな住宅街の真ん中にいきなりこんな物凄い店があって驚いたよ江古田。

gendai.ismedia.jp

そして「やっちゃん」に行った後、満腹の腹を抱えながら少し動かないとこれはヤバい、ということで寒空の下中野まで歩き、謎のヘビメタバー、というかマイケルシェンカー大好きおじさんがやっているバーに吸い込まれて真夜中まで80年代のVHSテープで売られていたと思しき海賊版のビデオに見入ってしまった。40代半ばの私はともかく、一緒に行った20代半ばの若者が食い入るようにモニターに見入っているので「こいつ大丈夫か」とふと心配に。

 

だが2回江古田に訪れたといっても、まだ駅の方には攻め入っていないことに少し物足りなさを感じ、先日リベンジ。家から江古田の銭湯、その名も江古田湯へラン。実は中野区と練馬区の両方にそれぞれ江古田湯、がある。どちらかがえごた湯でどちらかがえこだ湯、なのかもしれないが、私にはわからない。私が行ったのは練馬区、南側の江古田湯。
いつも通りトレランバッグに着替えを詰めて中野通りを北上、8㎞弱。意外と近い。 

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激渋の昭和の香りを色濃く残す銭湯。謎のタイル画の下にはタイムスリップしてきたかっちゅうような「質と買い入れ」「居酒屋xxx」みたいな広告が。流石江古田。
それだけではなく、風呂上がってふとすぐ目の前にある店を見て目が点になった。

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電気はついているものの、オレンジと白のだんだらの日よけ的なものは今にも壊れそうで、おんぼろのアイスクリームケースがあたかもバリケードのように店に入ってくる客を頑なに拒んでいるようにも見える。
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中をチラ見すると正直これは…、ガソリンスタンドじゃないのにハイオク(感)満タン、ゴ●屋敷的なカオス。だがサンデーとかジャンプとかの漫画だけ新品で陳列されている。やっぱり凄いよ江古田。

そして駅のほうへ。江古田銀座の魔界ゲートをくぐって魔界の奥深くへ足を延ばす。

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全然土地勘がなく、一人でふらっと入って一杯飲めるところ、それもランニング帰りのむさくるしい格好で、というのを探してみるもののなかなか見つからない。そしてうわさに聞いていた江古田コンパを発見。

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銀座の鮨屋だろうが、京都の割烹だろうが、ニューヨークのステーキハウスだろうが歌舞伎町のヘビメタバーだろうが一人で訪れるのに緊張することはほとんどないが、江古田コンパには怖気づいてこの白熱電球のアーチをくぐることができなかった。なんだよこの魔界っぷりは。

江古田コンパですっかり戦意喪失した私は、すごすごと西武池袋線に乗ってホームへ戻った。アウェイ感凄いぜ江古田。ちょっと次は気合を入れて江古田コンパ征服してみないと。江古田に乾杯、じゃなかった完敗。

こちらがみずほ様がいらっしゃったアイドルグループBellring少女ハートのCDです(笑)

館山若潮マラソン2017で45歳にして念願のサブ4ランナーになりました

マラソン

週末の夜は「おとーさんいっしょにおふろ入ろー」とムスメが呼ぶのでお風呂に一緒に入って髪の毛を流してやったりしていましたが、先日ふと「もう今年の4月で小学校4年生でしょ、そろそろおとーさんとおふろ入るの止めといたら?」と何の気なしにムスメに言ったら先週からお声がかからなくなり、自分でそう言ったにも関わらずさみしさというかなんというか複雑な気持ちで一杯な今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

ようやく、ようやくフルマラソン4時間切れました。それも割と厳しいコースといわれる館山若潮マラソンで。途中まではいつもいいペースで行くんだけど、最後の10キロで膝を痛めたり脚がつったりしてスタミナを残したまま不本意なタイムでゴールしてきたのだが、今回は最後の2キロでもキロ5分45秒ペース、自己ベストを16分短縮しての3時間51分42秒。45歳のおっさんでもまだ進化できるとわかってちょっと嬉しい。

昨年の東京マラソンでは会社で「4時間切れなかったら坊主になります、その代り私の応援しているNPOに寄付してください」という無謀なチャレンジをやって4時間7分で撃沈。翌日坊主頭で会社に行って朝みんなにくすくす笑われた悔しさを今回誰にも知られずこっそりリベンジ。江戸の仇を館山で。まあ200万円近いお金を寄附できたからよかったのだけれど。

館山若潮マラソンとGoogle先生に聞いてみると、「他のキーワード  『館山若潮マラソン 高低差』」と出てくるぐらいアップダウンがきついのと、冬の太平洋沿いを走るので風が強いのでなかなかタイムが出ないといわれるレース。そして当日の最高気温は17度との予想。汗かいて脚つる自分が容易に想像できて泣ける。


コース案内からお借りしてきた高低差図は以下の通り。

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ご覧いただいてお分かりの通り、30㎞の壁を超えなければならないところに急坂が待ち構えているのだ。どれだけドSな大会なのか。
GPSウォッチ(エプソンSF-850)の記録を見ると、ハーフまでは海沿いの平たんな道だがハーフから31キロまでじわじわ上り。

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11月のつくばマラソン30キロの壁にぶち当たって心拍数が吹き上がり、今回も急坂があることでそこから失速するかと予想していた。チャートを見ると確かに31キロ近辺でほぼほぼ最大心拍数に近い。

f:id:KodomoGinko:20170130123000p:plainだが今回の違いは30キロの壁にぶつかりつつ坂道を上ってもタイムが落ちなかったことだ。下のスピードを見ていただくと、エイドで補給しているとき以外はほぼ時速10㎞以上を保ち続けている。31キロの坂でも若干スピードダウンはしているが、その後の下りでは最高速を出しているのでチャラにしている。
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1キロごとのラップを見ても、キロ6分台に落ちたのは37キロ地点6分06秒、40キロ地点6分02秒の2回だけであとは淡々と5分台前半で走り切った。


今回何が良かったのだろうかと色々考えてみた。どれがワークしてどれがワークしなかったのかわからないぐらい長いリストだが、とりあえずの勝因分析。

  • 股関節から足先まで血流がよくなってじんわりと温かさが感じられるぐらい前日の夜しっかり脚をストレッチした
  • レース直前もストレッチ用のスペースを確保できて肩甲骨、腰、太もものストレッチがしっかりできた
  • レース前に練習はあまりせず、練習しないのが練習だと自分に言い聞かせてベストコンディションで大会に臨めるよう工夫した
  • 前日、前々日とゆっくり睡眠がとれ、会場に向かうバスでも眠れてリラックスしてレースを迎えることができた(いつもはテンション上がる)
  • 大会4日前から禁酒した(自分的には奇跡)
  • 大会3日前から夕食にご飯3杯食べたりしてカーボローディングした
  • 早朝に餅を4つ食べてカロリー補給をし、現地でもスタート前に栄養補給がしっかりできた
  • 暑くなることを予想して長袖のコンプレッションウェアではなく半袖Tシャツを2枚重ねで着て汗のかきすぎを防げた
  • レース前にアミノバイタル1リットルを飲んで水分補給した
  • レース中、Mag-on3パックを入れたフラスコを持ち15キロ過ぎで2パック分ぐらい食べて早目の補給、レース前と20キロ地点でこってりミネラル2Run補給も行い脚がつらないようマグネシウム分を十分摂取した
  • 脳が偽物の痛みの信号を送ってくるのをブロックするために20キロ地点でロキソニン(強めの痛みどめ)を飲んだ
  • レース中は足の小指とかかとのラインではなく親指とかかとのラインを接地させることを意識していつもより多く脚の内側の筋肉を使った(O脚気味なのでいつも脚の外側の筋肉ばかり疲労することが多かった)
  • おしりの穴と腹筋を意識して骨盤を立てるように走り、体幹の筋肉をできるだけ使うようにした
  • 心拍数を160bpm以下に極力保つよう深くてゆったりとした呼吸を心掛けた
  • ここでサブ4決められなかったら一生無理かも、と思い、一度もフルマラソン4時間切ったことのないランナーとして一生を終えたくないと思ったら馬鹿力が出た

これらのうちで一番大きかったのは最後のポイント、つまり気合だった。稀勢の里が千秋楽で白鵬に敗れていれば、「あいつは白鵬に負けたくせに横綱になった」と一生言われるみたいなもので、「マラソン好きって言っているくせに一度も4時間切れなかったランナー」で終わりたくない、45歳なのでもう何度もサブ4達成できるチャンスはないからここで達成できなければもう後はないかもしれない、と思い気力を振り絞ったのが大きかった。あとは辛くなってもそれは脳が自分の体を守るために偽の痛みの信号を送っているだけに違いないのでそんなのに騙されてはいけない、という無理やりな思い込み。

最後まで歩かず、ペースを落とさずに頑張れたことはとても自信になった。これからの人生で辛いときがあっても「あの時あんなに辛くても力を抜かずに頑張れたのだから、これぐらいのことであきらめる理由は何もない」と思える日が来るのだと思う。

でも帰りのバスが館山自動車道の事故通行止めのせいで館山から新宿まで4時間以上かかって早速心が折れかけました。スタート地点でゲストの上田藍さんに「あいさーん!」って大きな声で叫んだら手を振ってもらって超励ましてもらえたのと、途中でゲストランナーの金哲彦さんをぶち抜いたのはいい思い出になりました。おしまい。



足のつりやすい私がマラソン前、マラソン中に必ず摂るサプリメント。粒が大きくそのまま飲み込むと「オエッ」となる上こってりミネラルのせいか噛んだらめちゃ不味いので半分に噛み砕いた途端に一気に水で飲み下すのがコツ。効果絶大。オススメします。

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こってりミネラル2Runと並んで私が必ずレースに持っていくエナジージェル兼足つらないサプリメントサプリメント。早目の補給でサプリメント。早目の補給で効果ばっちり。

エプソンGPSランニングギア SF-850を半年使い続けた私がレビューをガチで書いてみる

トライアスロン: グッズ

ふるさと納税でSF-850をいただいてから半年が経った。人柱としてレビューをガチで書く。ちなみにこの半年、充電しているとき以外は基本的に24時間フル着用、そしてSF-850をつけて400㎞運動した。ランが325㎞、バイクが75㎞。うちフルマラソンレース出場1回、オリンピックディスタンスのトライアスロン出場1回。

計測の正確性

GPS計測★☆

トレーニング時のGPS計測だが、計測そのものは相当正確。iPhoneでRunKeeper使って計測するのと比較にならないぐらい。RunKeeperだとGPSだけでモーションセンサーが補助していないように思われ、電波を捕捉できない際にはワープしてしまったりするのだが、SF-850はGPSの電波がないところ、例えばトンネルや高架下などを走っても、データをダウンロードして確認すると然るべきところを走っている。フルマラソン走って計測上は42.33㎞。ほとんど誤差はない。
ただし最初のGPS電波の捕捉に非常に時間がかかることがあるのは残念。iPhoneの現在地情報をSF-850にアップロードする機能もあるのだが、それを使っても時間かかるときは時間かかる。時間がないときにサクッとトレーニングしよう、という人などには不便だろう。1.5㎞ぐらい走ってようやく電波を捕まえる、というようなことが10回に1回ぐらい起きる。高度についてはGPS測定で誤差が出るのは仕方ないが、出発地点に戻ってくるトレランでもアップとダウンの誤差は十数メートル程度だった。

 

心拍数計測

手首の尺骨の突起の下にきつめに巻かないとうまく作動しない。フルマラソン走っていて、腕の振りで指先側にずれてきてしまうと心拍が計測できなくなった。下のチャート(つくばマラソン)の空白の部分はそのせい。運動しているときにきつめに締め付けるのはやはりちょっと、という人は多いかも知れない。

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こう見ると結構がっつり痕がついてしまっている。
仕事中キーボード入力をしているときなどにきつめに巻いているからか、つい外したくなってしまうのだが、腕から外して机の上に放置するとなぜか心拍が120程度で記録される。こころバランス、という自分がどれだけ緊張しているか測る機能もあるのだが、机の上に放置すると1日2時間ぐらいストレス感じていることになったりするのは改良の余地ありなのではなかろうか。
上記2点以外は心拍数計測はかなり高精度だと思う。自分の平静時の脈拍は何となく知っているけれど、ノンレム睡眠時に記録する最低の脈拍と最大運動量時のMaxの心拍数が分かるのは便利。
それと仕事の時、例えばプレゼン前、に緊張して心拍が早くなっているな、と視覚的に確認できるので、深呼吸して脈拍下げてパフォーマンスを改善しよう、というようなセルフコントロールができるのでビジネスマンにはこういう使い方もオススメ。

歩数計★☆☆

まあ参考程度か。トレーニングするときにはGPSを起動させるモードだが、そうではない日常時の歩数もカウントされている。両者に若干ずれがあるのが気になるが、この商品を万歩計代わりに使おうというアスリートもあまりいないかもしれないので大きな問題にはならないはず。

睡眠★★★

睡眠の質、熟睡している時間とそうでない時間を計測する機能だが、これはまあまあ正確なのであろう。熟睡しているときに確認するわけにも当然いかないし、自分が熟睡できていないことを時計を見て確認できるようにもなっていないので、事後的にPCあるいはスマホにデータをダウンロードした際に「あの時目覚めてたんだけど、あれ?」とか確認するしかない。モーションセンサーと脈拍で判断していると思われるので、装着している側の腕を下にして横向いて寝ていたりすると起きていても熟睡していることになっているような気がする。ただし普通に寝ていれば正確、な気がする。ウイスキーを2ショットぐらい寝酒で飲むと疲れていても熟睡できていないことがよくわかる。そういう意味では生活習慣変えようという人には非常にいいかも。私の生活習慣は変わっていないが。

ユーザーインターフェイス

ソフトウェア★★☆☆☆

2010年からRunKeeper使っているが、やはり過去のトレーニングを振り返るときはエプソンのNeoRunではなくRunKeeper。慣れている、というのも当然あるが、細かいところの使い勝手がいいのはRunKeeper。例えば地図はNeoRunだとMicrosoftのBingでPC上の全画面表示もできないし、常にノースアップで地図が回転できない。
iPhoneのアプリ、Run Connectも残念な感じ。Facebookにワークアウトの記録をアップデートするときにiPhone上で感想やコメントを付け加えることができない。表示形式もなんだか説明的で、「あ、今月も頑張らないと」みたいなアプリ開けてみた時のワクワク感があまりない。これまで走った累積距離などもどうやってみたらいいのか正直分からず、あまり直感的な操作ができない。いっそのことウェブやアプリの自社開発止めてRunKeeperでやってくれないか、と思ってしまう。

操作性★★★

流石に日本の会社が作る製品だけあって、日本語表示が分かりやすくなおかつ直感的に操作できる。マニュアル熟読しなくても、メニュー画面出して「GPS計測開始」って選べばいいんだな、とすぐにわかって使いやすいのは一番の美点。
ただしランなどのトレーニングを終えてGPS計測終了したら、そのトレーニングのデータをハイライトで出すぐらいの親切さがあってもいいのでは?いちいち「履歴」に行ってデータを選んで見るのはめんどくさい。Stopボタン押した時点でお前が自分で画面切り替えて確認しろよ、と言われればそれまでだが、心拍、獲得標高、スピードなどのデータを全て見てから計測終了、としなければいけないのは不親切に思われる。これはファームウェア更新で対応可能なはずなのでぜひお願いしたい。
またトレーニング時のデータ表示だが、自分で必要な項目を選んで画面に表示できるカスタマイズ機能があればいいのだが。私がランニング時に一番見たいのは心拍数と平均ペースと時刻表示だが、この3つをまとめて見られる画面がない。
カラー液晶にするか液晶の画素数を増やして情報量を増やしつつ、視認性を犠牲にしないよう次世代モデルには望みたい。
心拍数が一定のゾーンをはみ出すと振動する機能は便利だが、1㎞ごとに振動するバイブレーションと区別できるとありがたい。1㎞ラップはプルップルップルッ、心拍数のゾーンが変わったらブーン、のように。これもモーターの駆動のロジック変えればいいだけのはずなのでファームウェア更新で対応してもらえないものか。

ハードウェア 

デザイン★☆☆

ごてごてしていないのでいいと思うが、すごく洗練されているというほどでもない。私の持っているのはホワイトなのだが、いつも私はスーツ着用時に白いシャツしか着ないのでむしろ目立たない。半袖着ていたりすると日焼けしているせいもあって余計目立ちます。
液晶の時刻表示のフォントは日本ぽくて綺麗で好き。これがかっこ悪いと着ける気しない。

ハードウェア★★★

活動計を兼ねているのでここ半年近く充電の時以外ずっとつけたまま。装着感はよし。心拍数をしっかり計測するために、普通の時計よりもきつめにバンドを締めないといけないが、柔らかいベルト素材の上に穴が開いて通気性をよくしていなのであまり不快感はない。ただしずっと装着したままなので、外した時に微妙に臭いが気になる。お風呂に入る時も外さないので綺麗にしているつもりなのだが。できれば抗菌・防臭素材に改良するほうがユーザーにとって気持ちいいと思う。

充電器、というかクレードルがイケていない。充電器とUSBケーブルが一体となっているので、両方持ち運ばないといけない。今日仕事の後走ろう、だけど電池があまりない、などという時などは会社に充電器持って行ったりするケースって結構多い。携帯電話用などでUSBケーブルはみんな持ち歩いているので、充電器とUSBケーブルは別々にしてもらった方が圧倒的にありがたい。

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そしてケーブルと充電器の接合部分が横にあって、ケーブルを引き抜くことができないので携帯する際にかさばる上、充電する際コードの微妙過ぎる長さと柔軟性のなさで非常にかっこ悪い形で置いておかなければならないケースが多い(せっかくのクレードルなのに上下逆さまとか)のが残念。特にクレードルの左側にUSBソケットがある場合かなりの確率でかっこ悪い置き方になる。

総合評価 ★★★★☆

私が半年着用しているってことは私にとっては悪くないということだ。家には他の時計もいくつもあるし嫌ならやめている。活動量計も含め、ユーザーが蓄積したデータが増えれば増えるほど、着用しないことのデメリットが増える/着用していることのメリットが逓増してくる、という好循環にユーザーを引き込んでいる、というか私はすでにその罠に落ちている。
トライアスリートからするとオーシャンスイムのGPSデータが記録できないところが痛い。またバイクのデータは記録できるのだが、ランへのトランジションの際にわざわざバイクからランにカテゴリーを切り替えるのはめんどくさいしタイムロスしすぎるため出来ない。やはりランニングギア、というだけはある。

Garminとか他のGPSウォッチを試したわけではないけれど、ランナーの方は買って損することはないかと思います。以上現場から人柱がお伝えしました。

 

f:id:KodomoGinko:20170106111101j:plain楽天最安値はこちら

 

 

伊東 大平山でのトレイルランニングと熱川温泉 高磯の湯へのラン

トライアスロン: トレーニング トレイルラン

先日自分のブログを読み返してみたら、前回と前々回の冒頭のヨタ話がほぼほぼ一緒であることにようやく気付き、酔っ払って同じ話を何度もするならまだしもシラフで同じ話を同じ相手に何度もして気づいていないのではないか、「45なのにちょっとあの人アルツ早くない?」とか世間様に言われているのではないかととんでもなく不安になっている今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。次回私がこれと同じヨタ話書いていたら遠慮なく今すぐ病院に行くようコメント欄にコメントしてくださいませ。

年末年始はいつも通り伊豆の実家へ。走り納めは大晦日、実家の大掃除を手伝って父ちゃん一人で遊びに行っても問題ない雰囲気を作ってから熱川温泉の太平洋に一番近い掛け流し露天風呂「高磯の湯」へ。

混雑する135号線を南下し、途中で歩道がなくなったりする新道ではなく交通量の少ない旧道へ。アップダウンが激しい道で体が重く感じられ、途中で日和りそうになったが「30キロ走らなくても坂道走れば30キロの壁がすぐやってきてむしろトレーニング的にはお買い得かも」とランニングバカしか思いつかなさそうなポジティブ思考でカラダに鞭を入れる。そのせいあってか、体調の割にはいい感じで15キロちょっとの2016年走り納め。平均キロ5分38秒と思ったよりも速かった。VO2Maxは自己最高の49.7でフルマラソン予想タイム3時間40分切り、って嘘臭いですが。

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高磯の湯は熱川温泉の一番東の海岸沿いにあり、御覧の通り太平洋と面している、掛け流しの公衆温泉。熱川温泉宿泊客と地元の人はタダだが、600円払って入場。脱衣場もあるが、地元の人は湯船から見える屋外でそのまま服を脱いでおいている。私もいつもそのまねをする。石鹸の使用は禁止。といっても地元のおっちゃんはがっつりシャンプーして体洗ったりしているけれど。
目の前には伊豆大島が。東向きなので残念ながら夕日が落ちていくのは見えない。

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ちょっと塩っぱい味のする、身体がホカホカ温まる優しいお湯。熱くなったら上半身を海風に当てればちょうどいい塩梅。ストレッチをしてランの後の疲れを癒す。 

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伊豆高原から15キロ程度かつ伊豆急の駅も遠くないので、東伊豆に泊まりに来てちょっと観光がてらひとっ走りして大海原を見ながら温泉入って帰りは電車で帰るか、という方にオススメします。だけど時間帯によっては1時間に1本しか伊豆急が走ってなかったりするので、入浴前に帰りの電車の時間の確認をすることを強く推奨。

そして走り初めは正月二日、箱根駅伝の途中でふと「せっかく伊東にいるんだしトレランしたらいいんじゃね?」と思い付きGoogle先生に教えていただいた大平山へ。
実家から車で20分ぐらい走って伊東駅の山側にある丸山公園駐車場へ。快晴で若干気温もこの時期にしては高いので、Under ArmourのコンプレッションハイネックロングTシャツ1枚だけ着て、ふるさと納税ミズノタイツに短パン履いて山登り。

コースはこちらの尾根コース。もしくは下の写真を拡大してください。約10キロの尾根道を走るコース。とりあえず最初だけ登りで、あとは下りだから大したことないわ、と思っていたらえらい目に。 

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こちらがスタート地点、丸山公園駐車場。左に見えている階段からハイキングコースがスタート。ハイキングコースだから大したことないだろう、と思っていたら大きな間違い、だったことが後で判明。スタート地点は標高約100m、大平山山頂577mまでわずか2キロで登るのだ。1キロ当たり約240m登りという計算になるので平均斜度24%。いや、ハイキングしようと思って来たおじいちゃんおばあちゃんが般若の形相になるレベルですわ。

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ほぼ正午にスタートしたのに、30分経っても全然距離が稼げない。だって走れないぐらいの斜度なんだもん。

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下の写真ではちょっと分かり辛いかもしれないが、相当きつい登り。

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途中、江戸時代に大名が江戸城の石垣を普請するために石を切り出した場所があった。よくもこんな厳しい山を分け入って重い石を切り出し、それを海まで下して江戸へ船で運んだものだなあと思って先人の力強さと知恵に感銘を受けた。

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うっすらと加賀藩の印が見える。写真を撮るのを口実に少し休み、走っては登れないほどの道を滑らないようえっちらおっちら上がっていく。新年から滑ったら縁起が悪いではないか。

途中でハイキングに来た家族連れを追い越すが、小学校高学年ぐらいの女の子が文字通り泣きそうになっているぐらい、家族で新年早々ハイキングというにはかなり過酷で、うちのムスメなら次から二度とハイキングはいかないと言い出しかねないレベル。
そんな中、なんとか45分で山頂に。標高577.7m。家の近くの大室山より高いかと思ったら2.3m低かった。

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そして霊峰富士山がくっきりと見えた。新年早々縁起が良い。

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先ほど追い抜いた家族連れが頂上にやってきたので写真を撮ってあげて、代わりにお父さんに記念撮影してもらった。伊東の街と海が綺麗に見えた。

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そこから下りばかりだと思って調子に乗って走り始めたら、一度大きく下った後で先ほどの山頂とほとんど変わらない標高までまた登りとなり、メンタルダメージ大。

f:id:KodomoGinko:20170103000824j:imageここからは倒木が多くなり、勢いをつけて下っていくとよくよく注意しないとハイキングコースから外れていってしまう。尾根道は風の通り道なので、おととし伊東を直撃した台風のせいでコースを木がふさいでいる箇所が多い。
コースは1月2日現在でぬかるんでいるところは皆無、かさかさに乾燥した木の葉が積もっていて滑りやすい。私はトレイルランニングする予定で帰省しなかったため、普通のマラソンシューズ(レース用)で走ったけれど問題なかった。
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この四辻の後は結構な崖が待っている。一応転落防止用にロープは張ってあるのだが、落ちたら相当なケガをしそうな険しく狭い尾根道。大平山頂まではまだ人に出くわしたが、山頂以降は誰にも会わなかったので一人ランでトラブル発生だと助けを求めてもかなりの放置プレーは必至。一応携帯の電波はつながる。安全第一で走る。
そのあとこんな看板も。いや、地形的に険しいのはよく分かり、十分悩まされました(笑)。

f:id:KodomoGinko:20170103000902j:imageそしてこんな急な山道に高圧電線の塔が建っていて、これを作るのにこれまた先人はどれぐらい苦労したのだろうかと想いを馳せる。

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その後「これがトレイルランの醍醐味だ!」と思わず言いたくなるような気持ちのいい下りの一本道を走り抜ける。森の中に道がくっきりトンネルのように開けている。
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そしてその道を下りきると、馬場の平という絶景ポイントへ。 

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滅多に撮らないiPhoneのパノラマ写真を撮ってみたが、あんまり感動は伝わらないかも。これまで木に覆われた山の中を走っていたのが、一気に目の前が草原が広がり視界が開け、伊東港や伊豆大島が一望できる絶景スポット。疲れが吹っ飛んだ。

そこから比較的走りやすい山道を下り、舗装された道に出て丸山公園駐車場に戻ってきた。f:id:KodomoGinko:20170103001009j:image
結局10㎞を2時間弱で走り抜けた。写真撮ったりしていなければもう少し早く終わったのかもしれないが、2回目のトレイルラン、一人で走ったのは初めてなのでまあこんなものだろう。

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やはり最初の2キロで500m近く登るのは結構なものであった。我ながら新年早々よく頑張ったと思う。

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トレランの後は身体の筋肉で張っているところがいつもと違う。いつもは骨盤の周りが股関節を中心にこわばってしまうのだが、走る時と違って太ももを曲げる角度が深いからなのか、脚の付け根はむしろ走った後で気持ちがいいぐらい。
走り出しで斜度がきつかったのでかかとを上げて前傾姿勢を保たなければならず、その態勢がランニングにはないので最初は姿勢を維持できずに登りの斜面に対してかかとが着いてしまいふくらはぎの筋肉が伸びすぎたが、要領をつかめば問題なかった。
急な下りではスピードをコントロールするためにピッチを小さくして腹筋に力を入れて前傾するなどいろいろ試してみた。身体中の筋肉がバランスよくトレーニングされた気がする上、平坦なアスファルトの上を走るよりも足元が不安定な分、足首の周りの細かい筋肉が鍛えられた気がする。山の中を走ると気分も爽快なので今月走り込もう、という人はどこかの週末でトレラン1回入れることを強くオススメします。ですがくれぐれもケガや事故のないように。

1月5日には徳之島トライアスロン、12日からは南紀白浜トライアスロンのエントリースタート。1月末にはまたフルマラソンがあるので、正月太りしているわけにはいかない。


本日のトレーニング
9.68㎞ 1時間52分9秒 平均ペース11分35秒/キロ、1382キロカロリー

つくばマラソン2016走って人柱として見えなかった30キロの壁の可視化に成功、の巻

マラソン トライアスロン: トレーニング

先日Perfumeのライブを観におっさん二人で福岡に行こうとしたら宿が本当に全く取れず、仕方がないので初めてAirBnBを使ってみたらこれが西中洲のマンションの一室で超便利そしてリーズナブル、実は福岡マラソンと九州場所の初日、そしてPerfumeのツアー最終日、一日だけの福岡ヤフオクドーム公演、というのが重なって福岡中のホテルが満室だったことが判明、Perfume観に行ったあと中洲で夜1時半まで飲み歩いたのに6時前から福岡マラソンのランナーを大音量で案内するスピーカーの音で起こされ、仕方がないので二日酔いの中7時から例の陥没現場を走って見に行き、それから長浜まで走って朝からラーメンを食べてしまい、元気に福岡マラソンを走る方々を横目で見ながらラーメンで満腹の腹を抱えてランニングタイツのままとぼとぼと宿に歩いて戻って45歳にもなって飛行機で博多までやってきて私はいったい何をしているのだろう、とふと我に返った今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

つくばマラソン走ってきた。9月終わりの村上笹川流れトライアスロンで今シーズンのレースをすべて終わった気持でいて、その後諸事情あって急遽つくばマラソンの参加が決まり、走り込み不足のままぶっつけ本番。


あまりぐだぐだ書いても仕方ないのでさくっとまとめると、練習しなかった割には4時間20分を切るタイムで走れたのでOKか。32㎞超えたあたりで膝と腰が痛くなって歩いてしまったが何とか走ったり歩いたりでゴール。

しかしその後、GPSウォッチからデータをダウンロードしたところ30㎞の壁、というのがどのようなものなのか、改めて思い知らされた。

下のチャートの赤い線が心拍数、青い線がスピード。その下の20.0とか24.0とか書かれているのが距離。4時間切りを目指してキロ5分半ぐらい、心拍数160ちょっとでずっと安定して走っていたのに、30㎞手前でいきなり心拍数が吹き上がり180超。アップダウンも特になかったのに。その後一気に体力を消耗してスピードダウン。その後
膝と腰が痛くなったのは気のせいで、もしかすると脳が「体がもう持ちまへんわ、やめときなはれ」と偽の痛みを訴える警告を発したのかもしれない。

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きつい運動をするにつれて脂肪とグリコーゲンの燃焼の割合が変化し、グリコーゲンが燃える割合が高くなると乳酸値が上昇、一定の閾値(乳酸性閾値、Lactate Threshold(LT))を超えた結果心拍数が急騰、というのが典型的な30㎞の壁のパターン。
だが今回の私の場合は、一定の心拍数で一定の運動強度で走る中、突然心拍数が上昇、という展開。一応ハンガーノックの可能性もあるけれど、低血糖で体が動かない、というのとは違うのでやはりLTにぶつかった30㎞の壁のような気が。

LTを超えるまでは主なエネルギー源として脂肪が使われ、LTを超えるとグリコーゲンが多く燃焼して乳酸が大量発生するわけで、この閾値をより高くする(=急激な乳酸の生成を抑える)にはLSDなどで低負荷長時間運動をする、その結果として30㎞の壁が35㎞になり、40㎞になり、マラソン完走まで壁が来ない、というわけだ。

今回は急遽参戦、ということもあり一度も30㎞走をしないままで走ったが、やはりLTを意識したトレーニングをしないと後半持たないということがよくわかった。
長い距離を走ると故障の危険性もあるので、全力で2-5㎞走った後でゆっくりジョギングすると30㎞走やLSDと同等のLTトレーニングになるという。1月の若潮マラソンに向けてトレーニングしてみて、また人柱になってみようと思う。

結局4時間20分を何とか切って1時前にゴールして、その足で成田空港に向かって空港でシャワーを浴びて出張に行った。離陸直前にふくらはぎが疲れていたせいで下半身に下りた血液を上半身に押し戻すことができず、脳貧血になって冷や汗が文字通り滝のように出て死ぬかと思った。ベルト外して横になりたかったけど本当に離陸するところだったので頭を股の間に挟み、エチケット袋を手に持って襲ってくる吐き気と闘いながら早く離陸しろ、早く離陸しろ、とずっと祈っていた。ラウンジでワイン飲んで血管拡張したのもよくなかったのかも。だが無事に月曜朝一から仕事をこなし、火曜日には東京に戻ってトライアスロン仲間との忘年会に行きました。来年は石垣島南紀白浜、徳之島、村上に出る予定。今回ぶっつけ本番でマラソン走ってみて、まだフルアイアンマンには修行が足りないと思い知らされました。

そういえば来年の石垣島トライアスロン、金曜日から申し込み始まっております。私はすでに申し込みました。楽しみです!

人はふるさと納税だけでどこまでトライアスロンのギアを揃えることができるかの巻

トライアスロン: グッズ

<11月23日追記 サーベロS3が境町で復活しています>

来週某有名マラソン大会に会社の後輩が出るはずだったのに仕事でどうしても必要な1年に一度しか受験できない資格試験とぶつかってしまい、心の準備もカラダの準備もない私に突然代役が回ってきて、本来なら今週末はがっつり練習しないといけないのに何故かおっさん2人で博多でPerfumeのライブ@ヤフオクドーム、を観に行ってしまい、終演後へべれけになるまで中洲で飲んだ挙句、7時に無理やり起きて二日酔いの虚ろな目で福岡マラソンを走る人たちを眺めながら例の陥没現場を見に走りに行き、その後長浜まで走ったついでにまたラーメンを食べてしまいカロリー的にはお釣りが来た今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

ふるさと納税でどのぐらいトライアスロン関連のものがもらえるのか、かなり全力で調べてみた。年末までに使い切らないとムダになってしまうので。結果を先にお伝えすると、「ヤバいぐらい充実していて相当すごいものまでもらえる」。

まずバイクだが、なんとど定番のトライアスロンバイク、サーベロP3の完成車、150万円、というのがついこの間まで茨城県境町、から出ていたのに直近姿を消してしまった。残念。サーベロS3もあったのになあ

サーベロS3が11月23日現在復活。160万円。Ultegra Di2コンポーネント。すごい。欲しい。

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シマノのペダル。
SHIMANO Ultegra PD-6800 SPD-SL茨城県境町、4万円寄附、市価1万円程度なので交換率はよくない)

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そしてPOLARのサイクルコンピューター
POLAR V650 HR & スピード・ケイデンスセンサー セット 茨城県境町、10万円寄附、市価4万円程度)f:id:KodomoGinko:20161113173413p:plain

GARMINのも5万円から20万円までで4種類ほどあるので見てみてください。

 

ヘルメットもバッチリ。
OGK KABUTO GAIA-R (茨城県境町、3万円寄附、市価1万円程度)

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バイクシュー
SHIMANO SH-RP200 (茨城県境町、4万円寄附、市価5千円ぐらいなので交換率悪い)

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フロアポンプもありますよ。
Panaracer BFP-04 フロアポンプ茨城県境町、1万円寄附)

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バイクやランに欠かせないOakleyのサングラス2本、というのもある。

OAKLEY スポーツサングラス2本セット  (岡山県総社市、10万円寄付)

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ランシューズもミズノのウエーブライダー(期間限定)など。

ミズノ ウエーブライダー(ランシューズ)

http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/33208/234677大阪府和泉市、2万2千円寄付)

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ミズノのランニングタイツも。
ミズノ BG9000 メンズタイツ (大阪府和泉市、2万6千円寄附)

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ウエットスーツも見てみたけど、フルオーダースーツ的なものがあるけれどおそらくサーフィン用のようなのでちょっと違うかも。フルオーダーだからスイム用になるかもしれないけれど。

トライアスリート御用達のSUUNTOの最新のウォッチももらえる。最新機種のSpartanと定番トライアスロンウォッチのAmbit3。最近私はEPSONのランニングウォッチふるさと納税でゲットしたけど、これ待てば良かった。
SUUNTO SPARTAN ULTRA STEALTH TITANIUM HR付き 岡山県総社市、20万円寄付)

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補給食も豊富。定番のアミノバイタルプロ、脚の攣らないマグネシウム入りのパワージェルMag-onも。DNSホエイプロテインとリカバリー用のサプリメントも。

アミノバイタルPro 120スティック (岡山県総社市、3万円寄付)
Mag-onジェル3つの味 36パック (兵庫県赤穂市、2万円寄付)
DNS サプリメントセット (福島県いわき市、4万円寄付)

グッズだけでなく大会参加費もふるさと納税で払えたりします。私もセントレア70.3はそれで払いました。あとは抽選が優遇されるケースも。こういうのはふるさと納税の趣旨として極めて正しい気がする。

来年からトライアスロン始める高額所得者の方は、使い切っていないふるさと納税枠があれば年末がっつり行っちゃってください。もしくは来年の枠を年初から計画的につかうのも良いかもしれません。

これ以外にもいいものあるよ、という方はぜひコメント欄でご一報くださいますよう。

2016村上・笹川流れ国際トライアスロン大会に行ってきたでござるの巻

トライアスロン: レース参戦記

週末炎天下でのトライアスロンを終えてボロボロに日焼けして帰宅し、風呂に入りながら体をほぐしつつ何が一番体に堪えたのか考えてみたら、スイムでもバイクでもランでもなく、関越道で新潟から東京に帰るまでの本庄児玉ICから練馬までの70㎞で2時間以上かかった渋滞、だった今日この頃ですが皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。まあラジオで大相撲中継聞いて豪栄道の全勝優勝と優勝インタビュー聞けたから良かったのだが。

去年出て大好きになった村上・笹川流れトライアスロン大会に参加してきた。娘が2年連続で本番前日のちびっ子アクアスロンに参加したい、というので金曜日の晩、仕事を早めに終えて帰宅。バイクその他を前日に積み込んであったクルマで嫁と娘を乗せて新潟へ。金曜夜の都内の渋滞で関越道に乗るまでに小一時間ほどかかってしまうが、高速入れば秋の交通安全運動以外は問題なく、途中豪雨に遭いながらも11時過ぎには新潟市内のホテル着。東京から300㎞ちょっと。

翌朝6時起きでまたクルマで60㎞ほど走ってアクアスロントライアスロン会場の村上市瀬波海岸へ。9時前に到着、天気は曇り、気温21度。少し風が肌寒い。水温は24度で体脂肪率の低いやせっぽちの娘だと唇が紫色になるパターンかと思い心配になる。

私も事前練習を兼ねて娘と一緒に水に入って泳いでみたのだが、意外と思ったほど寒くなかった。というかウエットスーツなしでも快適。水は去年と違って透明度も高く、波はほぼなし。本番でもとても安心して泳げそうだ。

娘は昨年小学校3年生までの部で銅メダルをゲットしたので、今年もメダルをもらおうと張り切っていた。
親バカというかバカ親的に応援していたが、今回もしっかりメダルゲット。今年もトライアスロンの正式な表彰式の後でキッズアクアスロンも表彰してくれるので大喜び。見ての通りとっても平和な感じの大会、定員50名だが参加は30人ちょっと。子供と一緒のレースに出られるというのはなかなかいい。

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村上トライアスロンはいい大会だ、とみんな言う。私もそう思う。個人的に何が一番いいかいうと、スタートが遅いことだ。10時台のスタートの大会はそうないだろう。宿泊している人にとって極端に早起きする必要もなく、朝食もトランジションでの用意もゆったりできるので落ち着いた気持ちでレースに臨むことができる。

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コースもとても良いので、少しだけトライアスロンのコースの特徴を紹介。

まずスイムが泳ぎやすい。瀬波海岸を海岸沿いに750m泳いで時計回りに折り返すコース。写真でもわかる通り透明度が高い。スタートで下の写真の奥に向かって泳ぐ。消波ブロックの内側なので波や潮の流れがとても穏やかな上、折返し地点では足が付くぐらいの水深。

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エリート選手はフローティングスタートだが、我々エイジグループは浜からのエントリー。横に大きく広がるスペースがあるので極端なバトルにはなりにくい。下の写真で浜から真ん中のオレンジ色のブイを左に見ながら回って泳ぎ始める。

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スイムスタート地点から人が密集していると事故が起こりやすいイメージがあるが、この大会はスタート直後の人口密度が低くて比較的安全。そして水深があまり深くなく、何かあってもちょっと陸に向かって泳げばすぐに岸にたどり着けると分かっているので安心感が強くメンタルに優しい。

バイクコースは比較的フラット。日本海沿いを走るので、風があるときついかもしれないが今年は問題なし。トランジションを出ていきなり急坂なのでうまくクリートがはまらなかったりすると転倒してしまうかもしれないので注意が必要なくらいで、他は気を遣うところがあまりない。スタートして5㎞ぐらいの市街地から海岸沿いに出るところにちょっとした峠のようなところがあり、標高30mぐらいの登りがあるが、そこをこなせばあとはいくつかある橋のアップダウンがあるだけで基本フラット。宮崎シーガイアほどではないが、それに次ぐ走りやすさ。強いて気を付けることを挙げると、スタート直後の峠を今度は折り返して下ってくるときにスピードが相当出つつ右カーブの後で橋があるので、そこのジョイントだけ転倒注意。海岸沿いの民家から応援してくれる人たちも多いので頑張れます。

ランコースもフラット。バイクと同様トランジション出たところの登りはあるが、そこからは淡々と走る。村上駅まで出てその後市街を周囲するのだが、基本コースを間違えることはないだろう。米どころなので古くからの酒屋が多く、昔からの風情を残した街並みの中を地元の方々の大きな声援を受けて走れるので気持ちが折れにくい。

ゆったりスタート、安心できつくないコース、一生懸命応援してくださる地元の方のホスピタリティ、ゴールした後たくさん出ている屋台でカレーやらコロッケやらビールやら好きなものを無料で好きなだけ飲み食いできる、という太っ腹なところ、といろいろ揃った素晴らしい大会。

じゃあお前タイム出たのか、と聞かれるとちょっともじもじしてしまう。相変わらず腰が悪く、9月はレース前に10㎞ちょっとしか走れなかった。今年初夏の白浜同様もしかすると大会に出られないかも、という状況だったので出来上がりは目標とする3時間切りは達成できなかった。

スタートが遅いのがいい、と言ってはみたものの、スタート前に気温が30度近くまで上昇。ウエットスーツ着ているだけで心拍数が100を超え、暑さで脱水しそうな状況。ここで発汗しすぎると足が攣る、と思ってスタート前から足のつらないサプリメント、メイタン2RUNを補給しなければならないほど。エリート選手の応援をするのは楽しいが、炎天下で体力を消耗するのでタイムを目指すのであれば日陰で休むか、試泳後はウエットスーツを一度脱いで休んでいたほうがよかったかもしれない。

スイムは前半人混みを避けて岸に近いほうを泳いだ時にまっすぐ泳げずにタイムロスしたのが惜しまれるが、それ以外は思ったように泳げた。疲れてくると手の小指側から入水してしまって水を切ってしまっていた悪い癖が治り、上腕の内旋を意識できた。これまでは脚を温存するためにあまりキックを打たずに泳いでおり、結果体のローリングが小さく近くの水しか捕まえられていなかったところ、2ビートでキックをしっかり入れてローリングを起こし、遠くの水からキャッチしてこられるようになった。

バイクも悪くなかった。大体いつもスイムで遅れるせいでバイクでは速い人たちが周りにおらず、遅い人たちを抜きながら単独走行、というタイムが出にくいパターン。
今回はスイムがそこそこだったのでバイクの前半で気合を入れて走って先行している速い人たちに追いつくことができ、その人たちと競り合ってタイムを維持することができた。だがバイクは正直まだうまくないので今後の伸びしろはバイクにあると思う。

バイクの競り合いで脚を使ってしまい、また炎天下ということもあって最初から不安を感じつつのランスタート。あまり頑張りが効かず、歩いてしまうこともあった。バイクで最大心拍数180bpmだったがランの間もずっと心拍数は160~175bpm程度。やはり結構厳しかったのだと思う。一言でいうとスタミナ不足か。バイク同様あと5bpmぐらい継続して頑張れればよかったのだが。市街に入って熱中症で道の真ん中で倒れて救急隊員に介抱されている人がいて、10月近いとはいえ炎天下だと油断できないな、と改めて思った。

結局目標としていた3時間切りはならず。若干不完全燃焼気味ながら今年の全レース終了。といっても石垣、徳之島、村上の3レースだけだが。今年の最大の収穫はもうどの大会に出てもテンパらなくなったこと。余裕をもってレースに臨み、不安がなくなった。

走った後で食欲がなかったのでカレー食べたりできなかったが、レース後いろんなものをいただけます。私がゴールした時は大勢の人がカレーやコロッケ、ホットドッグやビールを求めて列をなしていた。

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うちの娘は2年連続で表彰式にお呼ばれし、エリート女子部門トップだった高橋佑子選手(残念ながらリオオリンピックには出られなかったが)にメダルをかけていただいた。

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キッズアクアスロンに出ていた中学生の男の子はオリンピック目指すと言っていた。うちの子もオリンピックには出なくてもいいが、高校生ぐらいになったときに親子でトライアスロンに出たいものだ。その頃私は50代半ば。でもその年でも楽しめるのがトライアスロンのいいところだ。

来年の4月のシーズンインに備えて冬はフルマラソンも含めトレーニングする予定。ガラスの腰を何とかできれば来年フルアイアンマンも視野に入れたいのだが…。

瀬波温泉のお湯はすごく好き。サケの遡上で有名な村上で朝から食べ放題のイクラを山盛りにしたご飯を食べるのも好き。トライアスロンなしでも渋滞がなければまた来たいよ村上。ボランティアの皆さんも本当にどうもありがとうございました!

湘南オーシャンスイム 2.5kに参加してきたでござるの巻

トライアスロン: スイム オープンウォーター トライアスロン: レース参戦記 オープンウォータースイム: レース参戦記

最近仕事中にたまたま顔に触れたら眉毛に尋常ではない太さと長さの剛毛が2本混じっていることに気づき、40代も半ばとなりこれは明らかな老化現象に違いなくこのまま放置するとかつての村山首相のような眉毛になってしまうかも、早めに始末しなければ、と強迫感に駆られ、指で抜こうとしたらなかなか上手く行かず、ついイラっとしてデスクのハサミを取り出して特別長い2本だけ切ったつもりが誤って周りの眉毛もザックリ切り落としてしまい、鏡を見てこれはまずい、オレは亀田興毅か人相悪すぎる、と焦って前髪で隠したりしておりましたが、結局1週間経っても同僚はおろか嫁、子供も含め誰にも気づかれず、これは不幸中の幸いなのか、むしろ逆にとても不幸なのか全く分からなくなってしまった今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
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楽しみにしていた湘南オープンウォータースイムに行ってきた。大型で強い台風10号が日本の沖合にいて、火曜日の早朝にも関東地方に上陸か、というニュースが出る中で逗子海岸にて日曜日に2.5kのレースが開催された。

大会4日前にまたお約束(?)で腰を痛めてしまい、針治療の後プールで軽く泳いでリハビリし復活。高波にあおられても前に進むだけの泳力と根性があるかといわれると自信がなく、波がきついようだとDNSにしようかと思ったのだが、当日朝の海は笑ってしまうぐらいのべた凪。どんだけ穏やかなのだ逗子海岸は。


ただ少し風があって肌寒い。気温26度、水温24度。ウエットスーツ着るわれわれにはむしろピーカン照りよりありがたい。いつもは家で摂る朝食を湘南新宿ラインの中で食べたので、ウエットスーツ着たまま便意を催し、海辺の公衆トイレに慌てて駆け込むが長蛇の列、という古典的な展開だったが、そこはおなか液状化現象歴が永いだけあって手慣れたもの、身障者用のお手洗いが空いているのを目ざとく見つけてショートカットできたので、大惨事を免れた。

私は40歳以上男子の第4ウェーブ。400人近くが出るという。北風が吹く中、試泳をして上がってきたウエットスーツなしの体脂肪の薄い人たちは歯を鳴らしてガタガタ震えている。こちらはミートテックならぬ肉襦袢を着た上にウエットスーツだから全く問題ない。
ロングスリーブのウエットスーツなので手の甲にナンバリングしてもらい、計時センサーを脚に巻いて準備万端。水に入るとそれほど冷たくなくてむしろ気持ちがいいぐらいだった。最近泳いだ海というと徳之島とヴェトナムのプールのような透明度の海だったので、自分の伸ばした手の先が見えないぐらいの湘南の海はちょっと泳ぎにくい。

オープンウォータースイムはメンタルで大きな差がつく。透明度が低い海だとどれだけ自分が前進しているのかの感覚が分からず、私はついスピードが遅くなってしまう。視界が開けて目標物があると、そこに向かって自分が進んでいっているのが分かってモチベーションが上がり、結果的にタイムがよくなる。そういう意味で前回の徳之島のレースはありがたく、2㎞で44分、という私としては悪くないタイムで泳げた。

本来なら今回の2.5kのレースは1時間ぐらいで泳げなければいけないはずだったが、腰を痛めた直後に無理したら沖に出て波が強かった時に対処できるだろうか、などといろんな雑念が浮かんできてしまい、結果体力を温存しすぎてレースを終えて陸に上がったときに全然疲れていない、という残念な展開だった。楽しみにしていたのに、ベストのコンディションで望めないというのはやはり悔しい。

トライアスリートだけではなく、ガチなスイマーの人たちもたくさんいるのでいつものレースよりもペースが速いのでは、と思い慎重に後方からバトルに巻き込まれないようにスタート。1k地点で30分のタイムリミットがあるのを少し意識しながら泳ぐ。まあ大丈夫だろう、と頭の片隅で考えながら。キャッチしてプルしている間に反対側の手が沈まないことを意識しながらキャッチアップ気味に泳ぐこと、腕の内転、すなわち小指側ではなく親指側から入水して手のひらで水を切らないこと、の2点を意識しながら進む。

コースは逆Uの字で、1200m沖に向かって南に泳ぎ、直角に右に曲がって西に100m泳ぎ、また右に曲がって岸に向かって北に1200m泳ぐ、という単純なもの。300mおきにブイが浮かんでいるのが目印。コースロープなし。

透明度のない海でさらにコースロープがないと、自分が本来向かうべき方向に進んでいるのか確認することが難しくなる。集団の中で泳いでいれば周りについていけばいいが、ペースが遅いと集団から取り残されて単独行になり、泳ぐ方向がずれて遠回りしてしまったりする。たまにクロールではなく平泳ぎでめっちゃ速く泳いでいる人がいると、私はその人について行ったりする。平泳ぎの人はずっとヘッドアップしていて方向間違えないので。本当はちゃんと自分で顔を上げて前を確認しながら泳ぐのがいいのだろうが、私の場合はそれをすると結構スピードを失ってしまう。やらないと遠回りしてタイムロスするし、なかなか難しいところだ。

900mほど泳ぐと、茶色と緑の混じったような海の色がすっと澄みはじめ、キスやアジが群れをなして泳いでいるのが見える。海の底が白い。水深は5mぐらいだろうか。ヒラメいないかな、とか観察しながら泳いでいた。レース後にそんな話をしたら、1時間を切っていた人たちはみんな「そんな余裕はなかったよ」と言う。余裕こいていてすみませんでした。

折り返して岸に向かい始めると、北風がもろに吹き付けてくる形になってうねりが襲ってきた。前に進まなくて焦る。そのときまだ透明度があったので自分が進んでいることが分かってよかったが、泳いでも泳いでも自分が前に進まず流されて行っている感覚になったらパニックになり、一生懸命手を掻いてしまい結果過呼吸になるかもしれない、とふと思った。本当に自然が相手だと難しい。
同じ日に行われた珠洲トライアスロンでスイムの残り数百メートルのところで心臓に持病のある57歳の方が亡くなられたとのこと。うねりもあったということなので、もしかしたらそういうことだったのかもしれない。

ちなみに過呼吸は、息を大きく吐くことによって治る。息を大きく吐き、体の動きを止めれば心拍も下がり、一度心拍が下がれば再び過呼吸になる可能性は大きく下がる。空を見上げて大の字のままでしばらく休めば復活するので、頭の片隅にぜひ入れておいてほしい。特に最初の数百メートルは、テンション上がっていてなおかつバトルがあるので危険ゾーン。トライアスロンは楽しいが、死んでまでやるほどのものではない。

残り500mぐらいになったところで、ようやく自分の体力がまだまだ有り余っていることに気が付いてレーシングスピードで泳ぎだす。結局タイムは1時間14分。このレースは時計の着用が禁止されているのでペースが分からなかった、というのももう一つの言い訳。

正直タイムは冴えなかったが、一つの収穫は2.5kという未知の距離のレースを泳いで体力的には全く問題なかったということ。フルアイアンマンの3.8kも意外と問題なくいけるのでは、という気が少ししてきた。2012年にスイムレッスンを始めた時は50m泳ぐのがやっとだったことを考えると、ノロノロとした歩みではあるものの確実に進歩していてうれしい。

レースの終わった海は、こんなに穏やかだった。

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次のレースは今年最後のトライアスロン、9月末の村上。オリンピックディスタンス。万全の体調で当日を迎えたいと思う。

 

 

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