自転車操業一筋42年

世の中の「意識高い系」トライアスリートについていけない泳ぎがヘタで意志が弱いサラリーマン、永遠の42歳後厄、が初フルマラソン完走後3年でアイアンマン70.3のフィニッシャーに。フルマラソンサブ4達成後の次の目標はOD3時間切りです。

おひとりさまトライアスリートのためのレースガイド:湘南オープンウォーター2018

オープンウォータースイムでフロントジップアップのウエットスーツ着て泳いだ時に、首周りに塗ったワセリンの量が少なくて泳ぎ終わった後に首が擦れてキスマークのような軽いあざが2つもできてしまい、このままだと怪しすぎて会社で冷やかされたり家で痛くもない腹を詮索されるかも、と思って内心ドキドキしながら帰宅したもののだれにも何も言われることなく終わってホッとしたけど、よく考えると私に「そういうこと」が起きる可能性について周りの人が全否定していた可能性も高く自分はただの自意識過剰のキモいおっさんもうすぐ47歳、なことに改めて気が付いて呆然としている今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

湘南オープンウォーター2018に行ってきた。また惨敗。スイムの先生が悲しむレベル。私も結構落ち込んだ。ランカウイ島でも泳ぎ、オープンウォーターに対する恐怖心も今はほぼないし、台風直撃の2日前に開催された割には波もうねりも穏やかで絶好のスイム日和。言い訳なし。負け犬の言い訳を世の中の皆様に聞いていただいても仕方ないので、来年(特にお一人で初めて)参加される方のためにレースについて簡単にまとめておきます。私は昨年はDNSだったのですが2016年、18年と2回参加しており、レース自体は最高なので強くオススメします。 

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概要

毎年8月末~9月頭に逗子海岸/逗子湾内にて行われる2.5㎞のオープンウォータースイム。制限時間1時間半。1km地点に30分以内の関門あり。
都内からアクセスも良く距離も現実的。オリンピックディスタンスでのスイムでステップアップを目指す人、屋内で泳ぎ込んできたけど海でのレースは初めて、という人にオススメ。
逗子海岸は波が基本穏やか、ライフセーバーも多く配置されておりウエットスーツ着用すれば不安も少ない。
ただしコースロープはなく300mおきのブイを目印に泳ぐため、ヘッドアップがうまくできるようになっておく必要あり。

公式HP

http://shonanows.jp/

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ロジ

登録

2.5㎞は日曜日にレース開催(10㎞は土曜日)、金・土のいずれかに藤沢駅近くのフジサワ名店ビルで行われる参加者登録は参加必須(代理人可)。金曜日は14:30から20:30、土曜日は13:00から18:30まで受付。東京からだと電車で1時間ぐらいかかるので注意。身分証明書を忘れないように。
2017年までは駅から少し離れた秩父宮記念体育館での受付だったので便利になった。

交通

会場の逗子海岸まではJR/京急利用で駅から徒歩10分程度、都内から90分程度でアクセスが可能。少し遅めのスタート(OWSのスタート9時20分)もありがたい。


当日の流れ

荷物

主催者が用意してくれる荷物預かり・更衣スペースもあるが、レース後にシャワーを浴びることも考えると家からは水着の上に服を着て会場入りし、エントリー時に配布される割引券(大人700円)を使って海の家に荷物預けるのが現実的か。ただし8時ぐらいから開いている海の家が少ないことには留意が必要。我々はこの数年日テレ海の家を使わせていただいている。

登録

エントリー時配られたエントリーナンバーの入ったカードと引き換えにナンバリングしてもらえる。当日必要なのはこれだけであとは自分のウェイブの招集を待つだけ。日焼け止めはナンバリングの後に塗るのがいいだろう。

スケジュール

第1ウェイブはフィンスイミング、第2ウェイブからOWS男子18歳から39歳以下、男子40歳から59歳以下、男子50歳以上とそれ以外の人たち合わせて5ウェイブ制。OWSは9時20分からウェイブごとに20分のインターバルでスタート。
レース終了後すぐに完泳証とメダルが授与される。

レース概要

コース

波打ち際から1.2㎞沖に向かって泳ぎ、50m岸に平行に西に泳いだ後1.25㎞を戻ってくるコース。往復1.2㎞の間の300mごとにあるブイを目印に泳ぐ。折り返し地点にエイドステーションがあり、ボートにつかまって水分補給・休息が可能。
コースロープないので流されずにまっすぐ泳ぐ技術としっかりヘッドアップすることが必要となる。

1㎞関門は30分制限、制限時間は1時間30分。以前は腕時計着用禁止という謎ルールがあったが今年は着用可となった。

招集後スタートまでにレースディレクター(いつもお馴染みの守谷さん)から改めてコースの説明があるので心配する必要はない。安全のためのアドバイスなどもあり。
比較的遠浅なので満潮時でも波打ち際から10-15m程度は足がつく。スタートの場所は横に広がっているのでバトルが比較的少ない。

透明度は最初の750mほどは1-2m程度だが、それ以降は水深7-10mぐらいの海底が見られる。スタート直後は視界が悪く前が見えないので初心者やプールで泳いだことしかない人にはプレッシャーになる可能性があり、試泳でしっかり慣れておくのがお勧め。
結構な人数のライフセーバーが監視してくれており、方向がずれているときなど積極的に声がけしてもらえるので安心感が強い。

懸念されていたクラゲはおらず(参加登録時に「今年はクラゲいるよー」とショップの人に脅されるけど実はクラゲ除けクリームの営業トークなのでは?)、海には魚が少々見えるぐらい。

水温は25℃から27℃程度で冷たくないが、強風が吹いた2016年は試泳後海岸で待機中に体が冷えて寒そうにしていた人が多かった。ウェットスーツは着用可、6割ぐらいの人は水着だけ。ロングジョンでもロングスリーブでもおそらく大丈夫。ただし主催者からはクラゲ・低体温症対策としてウェットスーツの着用が推奨されている。

2018年は戦後最大級の台風が関東を直撃する2日前に開催されたが、雷注意報と実際に遠雷が鳴っていたせいでスタートが1時間押しになった以外は全くレースに問題はなく、波もうねりも穏やか。ただし江ノ島から葉山に向かって西風が吹いておりそのせいで流される人が多い。

ホスピタリティその他

参加登録時に荷物入れる湘南オープンウォーターロゴ入り簡易リュックバッグと同じくロゴ入りメッシュのスイムキャップ、完泳時にメダルと完泳証(即時プリントアウト)がもらえる。

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一人で初めてのレースに出るのは心細く、メンタルがレースに影響することもあると思いますので少しでもおひとりさまトライアスリートのお役に立てたらと思ってまとめてみました。2019年も懲りずに参加予定です。

 

 

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