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自転車操業一筋42年

世の中の「意識高い系」トライアスリートについていけない泳ぎがヘタで意志が弱いサラリーマン、永遠の42歳後厄、が初フルマラソン完走後3年でアイアンマン70.3のフィニッシャーに。フルマラソンサブ4達成後の次の目標はOD3時間切りです。

天草トライアスロン走ったら熱中症になったでござるの巻 その2

トライアスロン: レース参戦記

いつもはレースの前に緊張して眠れない、ということはないのだが、なぜだか前日の晩は眠れなかった。確かに夜中に酔っぱらってたアサイさんがトイレと間違えて私の布団を乗り越えて押し入れに突撃したり、朝起きたらみんなに「あれ、アサイさん夜中誰かと携帯で電話してました?」と聞かれるぐらい大きな声で寝言言ってたりしてましたが、それぐらいで眠れなくなる私ではなく。眠らなきゃ眠らなきゃ、と思っているうちに、朝4時半ぐらいになり、旅館の方がトライアスロン対応で朝ご飯作り始めた音が聞こえたりして、結局あまり眠れないまま。

 

一般的にレースの3時間前に朝食を取るのがいいとされているので、8時半スタートから逆算して5時半起き。天気が危ぶまれたが、何とか持ちそう。起きると同時にレース用のウェアに着替えて食堂に向かう。旅館の朝飯は旨い。ご飯いっぱい食べて、味噌汁飲んで塩分補給。熱中症対策。 

 

そして出掛ける前に記念撮影。やっぱりワタクシ寝不足気味で死んだサカナみたいな眼をしております。

 

左から水泳個人メドレーで日本を代表する選手だったホソミさん(初挑戦)、途中から合流のオガタさん(初挑戦)、カナダ人バイリンガルアンジェラさん(初挑戦)、わたし、フルマラソン3時間ちょっと、マイパジャマ持参のイシカワさん、酔っぱらいアイアンマンアサイさん、みんなの親分オザキさん(すべて仮名)。

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 たまたま、ですがみんなブラック×レッド、な感じでチームのユニフォームみたい。

 

自転車でスタート地点に向かう。昨日は干上がっていたスイムコースも当然だがバッチリ潮が満ちてきている。

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水温24度くらい。ウエットスーツ着て泳ぐと結構暑いぐらい。
オガタさんとスイムのウォームアップしようと海に入ろうとしたら、突然のトラブルが。「あれーゴーグルがない!」

 

オガタさんのゴーグルが何と行方不明に。海の中で落としたようで、ずっと探していたけれどもなかなか見つからない。大会本部に行って余っているゴーグルがないか、とか落とし物がないか確かめ、10分ぐらい探したけれども見つからない。

オガタさんは肩を落としながら「しょうがないのでゴーグルなしで泳ぎますか」ということになったが、トライアスロン初挑戦でオープンウォータースイミングの経験があまりないのにゴーグルなしで泳ぐって精神的にかなりきつい。ワタクシだったら泣いちゃうかも。

水の中でオザキさんが初挑戦組にスイムの心得、みたいなことを伝授していたら、他の参加者が「あれ、ゴーグル踏んでた」といって海の底からゴーグル発見。それがなんとオガタさんのもので、一同胸をなで下ろす。

確かにゴーグルなくすと辛すぎるから、次回から念のためスペアを持って行くことにすることを心に誓う。

そしてスイムスタート。1周回750m、真っ直ぐ沖合に向かい、左にUターンして岸に戻ってくるコースを2周。

水の透明度はあまりなく、自分の手を伸ばした先がなんとか見えるぐらい。

今回は左側にロープがあるので真っ直ぐ泳ぐのがむずかしい。というのも私は息継ぎを右側でするので、右に顔をあげたときにコースロープ見えれば真っ直ぐ進んでいるのが分かるが、左側だとコースロープ見えない。最初は問題なかったのだが、後半疲れてくるとなぜだか左に曲がって泳いでいくようになり、何度もコースロープにぶつかってしまってタイムが落ちる、というのを繰り返してしまった。特段波もうねりもないので、何の言い訳もない。気は焦るけど上手くいかず、バイクとランでタイム詰められればいいか、と考え直す。しかしエイジグルーパーなんだから人の上に乗りかかったりするのは本当に止めてもらいたい。

修正が効かないうちにスイムが終了してしまった。悪いところが分かっているのに修正できないこの情けなさ。気を取り直してトランジションエリアに。熱中症にならないように、塩タブレット食べて水をごくごく飲み、補給食を背中のポケットに詰め込んでコースに復帰。

バイクは開始早々にいきなりの上り坂、結構きつい。しばらく走るとアンジェラさんを発見、彼女はスイム1時間ぐらい掛かる、といっていたけど私より速かったということか、あるいは2周回のところを時間制限回避のために1周回にスキップ(公式記録は出ない)したのか。こちらも頑張らねば、と思いながら走っていたら結構もうろうとしてきた。

前方確認を5秒に一回ぐらいしながら、空気抵抗を避けるためにエアロバーを持って下向いて走行中、気がついたら道路の左側の木の枝に体をぶつけていた。ちょっと意識が飛んでいたような気もする。おかしいなあ、と思いながらペダルを踏む。

熱中症なら汗が出なくなって体が火照ってくるはずなのに、汗はぐっしょりかいているしそのせいでむしろ寒気がしてくるぐらいなので、多分大丈夫、と思いながら走るものの、なんか今ひとつ。折り返しのコースで、前半は向かい風なのでさらに体力を消耗する。今から思うと、もうこの時点で軽い熱中症だったのかも知れない。得意なはずのバイクで時間縮められないのは痛すぎる。

スイムで遅れ、バイクで遅れたので周りの選手がまばらになってしまって、これまずいじゃん、と思うものの体が言うことを聞かない。35㎞地点越えた辺りの坂で足がつる予感がし始めるものの、なんとかやり過ごす。そして何とかバイク終了。

 

果たして今回はゴールできるのか、自分でも不安になってきた。が、ランの苦しさは想像していた以上のものだった。続く。