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自転車操業一筋42年

世の中の「意識高い系」トライアスリートについていけない泳ぎがヘタで意志が弱いサラリーマン、永遠の42歳後厄、が初フルマラソン完走後3年でアイアンマン70.3のフィニッシャーに。フルマラソンサブ4達成後の次の目標はOD3時間切りです。

江古田方面: 江古田の洗礼を激しく浴びる、みずほ命ってなんだよ

トレーニング : 銭湯・居酒屋訪問記

館山若潮マラソンの疲労抜きのためジョギングしていたら疲労が残っていたせいか交通量の多い幹線道路の歩道で何かにけつまづき、前のめりにバランスを崩しながらも脚をばたばたと高速回転させて何とか立て直そうとしたものの結局追い付かずにアスファルトの上でヘッドスライディングのように手のひらを滑らせながらすっ転んで地面に腰をしたたかに打ち付けてしまい、自分でも転んだことへの驚きと痛さのせいでボーゼンと座りこんでいたら、けたたましい足音とコントのような派手な転び方のせいで人が集まってきてしまってとても恥ずかしかった今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。手のひらちょっと血が出て腰も少し擦り傷できたぐらいで済んだのが不幸中の幸いでしたが、大人になって転ぶと精神的ダメージ大きいわ。

最近走っていった街の中で一番魔界感が強かったところについて少し書いてみる。それはずばり江古田。「えこだ」なのか「えごた」なのか全然分からない時点ですでに魔界感強い。
初めて走っていったのは、年末休みを取っていた平日の昼。山手通りを北上して妙正寺川沿いをずっと走っていこう、という20㎞程度のランニング中。哲学堂を通って「いいところだなあ」と感心しながら新青梅街道のところに出たら、謎のTシャツがサツキの植え込みの上に置かれていた。それもなんだかブサイクなポーズをした女の子の写真がハートの形にトリミングされてるという恐ろし気な物件。
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よく見てみると、「みずほ命」と書かれている。どこぞのバカップルが調子に乗って作ったのか、あるいは彼氏が浮気した懲罰かなにかでドSなみずほちゃんが彼氏に無理やり着させているのか。いずれにせよヤバい。江古田ヤバい。「えこだ」か「えごた」かどっちかわかんないけどヤバい。こんなTシャツが物干しに干されている街江古田、ヤバい。風で飛ばされたTシャツを親切な人が植込みの上に置いてくれてある意味強烈に晒している街江古田ヤバい。
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自転車のタイヤ痕がくっきりみずほちゃんの顔を縦断する形で残っているプリントTシャツのインパクトが強すぎて、胸焼けしそうな妄想が脳内いっぱいにはじけてランに集中できない。

彼氏「ごめん、あのTシャツどこか行っちゃったんだ」
みずほ「マジで?あり得なくない?わざと捨てたんでしょ、やっぱりそういうつもりだったのね」
彼氏「いや、わざとじゃなくて干してたら風で飛ばされたみたいなんだ」
みずほ「絶対嘘よ、そんな気がしていたんだけどやっぱり私たちもう終わりね」
彼氏「そ、そんなことないよみずほのこと大好きだよ」
みずほ「じゃあ今度のクリスマスで誠意見せなさいよ」、的な。

これが江古田とのファーストコンタクト、一発目から強烈な洗礼を浴びた。

ちなみにこの写真をハッシュタグ#みずほ命、でツイートしたらすごい勢いでリツーイトされ、実は活動中のインディーズアイドルグループのみずほちゃんが活動休止するのでラストライブをするために作ったものと判明。ご本人からもツイートされるなどなんだかプチすごいことに。

togetter.com

note.mu

 


そして年が明けてから江古田再訪。会社の後輩がこちらの現代ビジネスの「その筋の親分に連れて行かれた「日本一の煮込み屋」その忘れがたき味」という記事を見て「江古田行きましょうよ江古田」といって、記事に出ている「やっちゃん」という肉料理の店の予約を取ってくれた。それも1ヶ月以上も前に電話して。

中野からタクシー乗って、みずほ命の交差点からほど近い住宅街を入っていくと件の伝説の肉料理店が。詳細は諸事情あるので書けないが、煮込みも最高、つくねも最高、それ以外にもあれやこれやがとんでもないクオリティと破格のお値段かつすごいボリュームで出てくる。ご主人は記事で対談しているエラいおじさん達は理不尽な法規制が出来た際に声を上げてくれなかった、と嘆いていた。店の最後の客となったのでご主人とおかみさんといろんな話をしていたら、今ではもう食べることのできない例のブツをいただいた。禁酒法時代のアメリカかよ。高級そうな住宅街の真ん中にいきなりこんな物凄い店があって驚いたよ江古田。

gendai.ismedia.jp

そして「やっちゃん」に行った後、満腹の腹を抱えながら少し動かないとこれはヤバい、ということで寒空の下中野まで歩き、謎のヘビメタバー、というかマイケルシェンカー大好きおじさんがやっているバーに吸い込まれて真夜中まで80年代のVHSテープで売られていたと思しき海賊版のビデオに見入ってしまった。40代半ばの私はともかく、一緒に行った20代半ばの若者が食い入るようにモニターに見入っているので「こいつ大丈夫か」とふと心配に。

 

だが2回江古田に訪れたといっても、まだ駅の方には攻め入っていないことに少し物足りなさを感じ、先日リベンジ。家から江古田の銭湯、その名も江古田湯へラン。実は中野区と練馬区の両方にそれぞれ江古田湯、がある。どちらかがえごた湯でどちらかがえこだ湯、なのかもしれないが、私にはわからない。私が行ったのは練馬区、南側の江古田湯。
いつも通りトレランバッグに着替えを詰めて中野通りを北上、8㎞弱。意外と近い。 

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激渋の昭和の香りを色濃く残す銭湯。謎のタイル画の下にはタイムスリップしてきたかっちゅうような「質と買い入れ」「居酒屋xxx」みたいな広告が。流石江古田。
それだけではなく、風呂上がってふとすぐ目の前にある店を見て目が点になった。

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電気はついているものの、オレンジと白のだんだらの日よけ的なものは今にも壊れそうで、おんぼろのアイスクリームケースがあたかもバリケードのように店に入ってくる客を頑なに拒んでいるようにも見える。
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中をチラ見すると正直これは…、ガソリンスタンドじゃないのにハイオク(感)満タン、ゴ●屋敷的なカオス。だがサンデーとかジャンプとかの漫画だけ新品で陳列されている。やっぱり凄いよ江古田。

そして駅のほうへ。江古田銀座の魔界ゲートをくぐって魔界の奥深くへ足を延ばす。

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全然土地勘がなく、一人でふらっと入って一杯飲めるところ、それもランニング帰りのむさくるしい格好で、というのを探してみるもののなかなか見つからない。そしてうわさに聞いていた江古田コンパを発見。

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銀座の鮨屋だろうが、京都の割烹だろうが、ニューヨークのステーキハウスだろうが歌舞伎町のヘビメタバーだろうが一人で訪れるのに緊張することはほとんどないが、江古田コンパには怖気づいてこの白熱電球のアーチをくぐることができなかった。なんだよこの魔界っぷりは。

江古田コンパですっかり戦意喪失した私は、すごすごと西武池袋線に乗ってホームへ戻った。アウェイ感凄いぜ江古田。ちょっと次は気合を入れて江古田コンパ征服してみないと。江古田に乾杯、じゃなかった完敗。

こちらがみずほ様がいらっしゃったアイドルグループBellring少女ハートのCDです(笑)