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自転車操業一筋42年

世の中の「意識高い系」トライアスリートについていけない泳ぎがヘタで意志が弱いサラリーマン、永遠の42歳後厄、が初フルマラソン完走後3年でアイアンマン70.3のフィニッシャーに。フルマラソンサブ4達成後の次の目標はOD3時間切りです。

伊東 大平山でのトレイルランニングと熱川温泉 高磯の湯へのラン

トライアスロン: トレーニング トレイルラン

先日自分のブログを読み返してみたら、前回と前々回の冒頭のヨタ話がほぼほぼ一緒であることにようやく気付き、酔っ払って同じ話を何度もするならまだしもシラフで同じ話を同じ相手に何度もして気づいていないのではないか、「45なのにちょっとあの人アルツ早くない?」とか世間様に言われているのではないかととんでもなく不安になっている今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。次回私がこれと同じヨタ話書いていたら遠慮なく今すぐ病院に行くようコメント欄にコメントしてくださいませ。

年末年始はいつも通り伊豆の実家へ。走り納めは大晦日、実家の大掃除を手伝って父ちゃん一人で遊びに行っても問題ない雰囲気を作ってから熱川温泉の太平洋に一番近い掛け流し露天風呂「高磯の湯」へ。

混雑する135号線を南下し、途中で歩道がなくなったりする新道ではなく交通量の少ない旧道へ。アップダウンが激しい道で体が重く感じられ、途中で日和りそうになったが「30キロ走らなくても坂道走れば30キロの壁がすぐやってきてむしろトレーニング的にはお買い得かも」とランニングバカしか思いつかなさそうなポジティブ思考でカラダに鞭を入れる。そのせいあってか、体調の割にはいい感じで15キロちょっとの2016年走り納め。平均キロ5分38秒と思ったよりも速かった。VO2Maxは自己最高の49.7でフルマラソン予想タイム3時間40分切り、って嘘臭いですが。

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高磯の湯は熱川温泉の一番東の海岸沿いにあり、御覧の通り太平洋と面している、掛け流しの公衆温泉。熱川温泉宿泊客と地元の人はタダだが、600円払って入場。脱衣場もあるが、地元の人は湯船から見える屋外でそのまま服を脱いでおいている。私もいつもそのまねをする。石鹸の使用は禁止。といっても地元のおっちゃんはがっつりシャンプーして体洗ったりしているけれど。
目の前には伊豆大島が。東向きなので残念ながら夕日が落ちていくのは見えない。

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ちょっと塩っぱい味のする、身体がホカホカ温まる優しいお湯。熱くなったら上半身を海風に当てればちょうどいい塩梅。ストレッチをしてランの後の疲れを癒す。 

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伊豆高原から15キロ程度かつ伊豆急の駅も遠くないので、東伊豆に泊まりに来てちょっと観光がてらひとっ走りして大海原を見ながら温泉入って帰りは電車で帰るか、という方にオススメします。だけど時間帯によっては1時間に1本しか伊豆急が走ってなかったりするので、入浴前に帰りの電車の時間の確認をすることを強く推奨。

そして走り初めは正月二日、箱根駅伝の途中でふと「せっかく伊東にいるんだしトレランしたらいいんじゃね?」と思い付きGoogle先生に教えていただいた大平山へ。
実家から車で20分ぐらい走って伊東駅の山側にある丸山公園駐車場へ。快晴で若干気温もこの時期にしては高いので、Under ArmourのコンプレッションハイネックロングTシャツ1枚だけ着て、ふるさと納税ミズノタイツに短パン履いて山登り。

コースはこちらの尾根コース。もしくは下の写真を拡大してください。約10キロの尾根道を走るコース。とりあえず最初だけ登りで、あとは下りだから大したことないわ、と思っていたらえらい目に。 

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こちらがスタート地点、丸山公園駐車場。左に見えている階段からハイキングコースがスタート。ハイキングコースだから大したことないだろう、と思っていたら大きな間違い、だったことが後で判明。スタート地点は標高約100m、大平山山頂577mまでわずか2キロで登るのだ。1キロ当たり約240m登りという計算になるので平均斜度24%。いや、ハイキングしようと思って来たおじいちゃんおばあちゃんが般若の形相になるレベルですわ。

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ほぼ正午にスタートしたのに、30分経っても全然距離が稼げない。だって走れないぐらいの斜度なんだもん。

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下の写真ではちょっと分かり辛いかもしれないが、相当きつい登り。

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途中、江戸時代に大名が江戸城の石垣を普請するために石を切り出した場所があった。よくもこんな厳しい山を分け入って重い石を切り出し、それを海まで下して江戸へ船で運んだものだなあと思って先人の力強さと知恵に感銘を受けた。

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うっすらと加賀藩の印が見える。写真を撮るのを口実に少し休み、走っては登れないほどの道を滑らないようえっちらおっちら上がっていく。新年から滑ったら縁起が悪いではないか。

途中でハイキングに来た家族連れを追い越すが、小学校高学年ぐらいの女の子が文字通り泣きそうになっているぐらい、家族で新年早々ハイキングというにはかなり過酷で、うちのムスメなら次から二度とハイキングはいかないと言い出しかねないレベル。
そんな中、なんとか45分で山頂に。標高577.7m。家の近くの大室山より高いかと思ったら2.3m低かった。

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そして霊峰富士山がくっきりと見えた。新年早々縁起が良い。

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先ほど追い抜いた家族連れが頂上にやってきたので写真を撮ってあげて、代わりにお父さんに記念撮影してもらった。伊東の街と海が綺麗に見えた。

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そこから下りばかりだと思って調子に乗って走り始めたら、一度大きく下った後で先ほどの山頂とほとんど変わらない標高までまた登りとなり、メンタルダメージ大。

f:id:KodomoGinko:20170103000824j:imageここからは倒木が多くなり、勢いをつけて下っていくとよくよく注意しないとハイキングコースから外れていってしまう。尾根道は風の通り道なので、おととし伊東を直撃した台風のせいでコースを木がふさいでいる箇所が多い。
コースは1月2日現在でぬかるんでいるところは皆無、かさかさに乾燥した木の葉が積もっていて滑りやすい。私はトレイルランニングする予定で帰省しなかったため、普通のマラソンシューズ(レース用)で走ったけれど問題なかった。
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この四辻の後は結構な崖が待っている。一応転落防止用にロープは張ってあるのだが、落ちたら相当なケガをしそうな険しく狭い尾根道。大平山頂まではまだ人に出くわしたが、山頂以降は誰にも会わなかったので一人ランでトラブル発生だと助けを求めてもかなりの放置プレーは必至。一応携帯の電波はつながる。安全第一で走る。
そのあとこんな看板も。いや、地形的に険しいのはよく分かり、十分悩まされました(笑)。

f:id:KodomoGinko:20170103000902j:imageそしてこんな急な山道に高圧電線の塔が建っていて、これを作るのにこれまた先人はどれぐらい苦労したのだろうかと想いを馳せる。

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その後「これがトレイルランの醍醐味だ!」と思わず言いたくなるような気持ちのいい下りの一本道を走り抜ける。森の中に道がくっきりトンネルのように開けている。
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そしてその道を下りきると、馬場の平という絶景ポイントへ。 

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滅多に撮らないiPhoneのパノラマ写真を撮ってみたが、あんまり感動は伝わらないかも。これまで木に覆われた山の中を走っていたのが、一気に目の前が草原が広がり視界が開け、伊東港や伊豆大島が一望できる絶景スポット。疲れが吹っ飛んだ。

そこから比較的走りやすい山道を下り、舗装された道に出て丸山公園駐車場に戻ってきた。f:id:KodomoGinko:20170103001009j:image
結局10㎞を2時間弱で走り抜けた。写真撮ったりしていなければもう少し早く終わったのかもしれないが、2回目のトレイルラン、一人で走ったのは初めてなのでまあこんなものだろう。

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やはり最初の2キロで500m近く登るのは結構なものであった。我ながら新年早々よく頑張ったと思う。

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トレランの後は身体の筋肉で張っているところがいつもと違う。いつもは骨盤の周りが股関節を中心にこわばってしまうのだが、走る時と違って太ももを曲げる角度が深いからなのか、脚の付け根はむしろ走った後で気持ちがいいぐらい。
走り出しで斜度がきつかったのでかかとを上げて前傾姿勢を保たなければならず、その態勢がランニングにはないので最初は姿勢を維持できずに登りの斜面に対してかかとが着いてしまいふくらはぎの筋肉が伸びすぎたが、要領をつかめば問題なかった。
急な下りではスピードをコントロールするためにピッチを小さくして腹筋に力を入れて前傾するなどいろいろ試してみた。身体中の筋肉がバランスよくトレーニングされた気がする上、平坦なアスファルトの上を走るよりも足元が不安定な分、足首の周りの細かい筋肉が鍛えられた気がする。山の中を走ると気分も爽快なので今月走り込もう、という人はどこかの週末でトレラン1回入れることを強くオススメします。ですがくれぐれもケガや事故のないように。

1月5日には徳之島トライアスロン、12日からは南紀白浜トライアスロンのエントリースタート。1月末にはまたフルマラソンがあるので、正月太りしているわけにはいかない。


本日のトレーニング
9.68㎞ 1時間52分9秒 平均ペース11分35秒/キロ、1382キロカロリー