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自転車操業一筋42年

世の中の「意識高い系」トライアスリートについていけない泳ぎがヘタで意志が弱いサラリーマン、永遠の42歳後厄、が初フルマラソン完走後3年でアイアンマン70.3のフィニッシャーに。フルマラソンサブ4達成後の次の目標はOD3時間切りです。

アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンに行ってきたでござるの巻

本人はアイアンマン70.3を完走してサラリーマンからアイアンマンにアップグレードしたつもりでいたら、会社ではテツマン、テツマンと呼ばれてとても不健康なイメージになってしまっている今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。ちなみに平成生まれの方にはお分かりいただけないと思いますが、たばこの煙もうもうの中、畳二畳ほどの狭いスペースに男4人が顔を突き合わせ、徹夜で麻雀という非常に不条理なゲームにうつつを抜かすという旧世紀の遺物かつ昭和の時代の不毛な時間の過ごし方をテツマン、といいます。

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いや、辛かったわ初ミドルディスタンス。何なのあのアップダウンのきついバイクコースとランコースは。何かの罰ゲームですか?私何か悪いことしましたか?何でこっちが時速10㎞を割るようなスピードでヒーコラいいながら「この坂はマジでバイク降りて押さないと越えられないかも」と思うような坂を、TTバイクの人たちはあんな勢いで追い抜いていかれるんですか?そして何とかランを始めた後に壁のような登り坂が立ちはだかっているのに、何でキロ5分ペースとかで飛ばせるんですか?もう意味が分かりません。

 

今回個人的に良かったことその1は、もちろん完走できたこと。

 

良かったことその2は、1.9㎞スイムのタイムが覚悟していたのよりも早かったこと。1時間10分のカットオフ大丈夫かな、と心配していたぐらいだったのだが、全く問題なくクリア。前週に出た江ノ島1.5㎞スイムのタイムよりも今回の1.9㎞のほうが数分早かった。どんだけ遅かったのか、という話なのだが。スイムが苦手な私としては大満足。これまでのベストペースでスイム終了。リラックスしてニコニコしながらスタートしたことと、多少左右にぶれたものの大きなタイムロスにつながる迷走、というか迷泳がなかったこと、コーチにアドバイスいただいた体幹を使う意識を強く持てたことが要因ではなかろうかという気がする。

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良かったことその3は、脚が攣らなかったこと。発汗量が少なかったのが一番の理由かもしれないが、Mag-onをはじめとする携帯食に助けられた部分も大きい。Mag-onというのは一定程度を超えて失われると筋肉のけいれんにつながるマグネシウムを補給できるエナジーショット。これの梅フレーバーのジェルが結構いける。これとスポーツようかんそれぞれ6つずつぐらい食べながらレースをしたおかげか、脚が攣ることは全くなかった。前回の静岡マラソンのときは粉末を飲んだのだが、その時も気温が低かったのもあってトラブルなく完走。次回も絶対Mag-on持参で走る予定。ちなみにグレープフルーツ味のジェルはお勧めしない。

スタミナ使い果たしたとしても何とかゴールまではたどり着ける気がするが、いったん脚が攣ってしまったら動けなくなるので、脚の攣りがちな私にとって本当にありがたかった。CCDドリンクもレース中に1.5リットルくらい飲んだので、運動中の摂取カロリーは軽く1000kcalを超えている。バイク乗ってランニングしている間にとんかつ定食食べたぐらいのイメージか。

 

良かったことその4は、気候に恵まれたこと。比較的涼しい一日で、午前中は風もあまりなく泳ぎやすく、バイクでも走りやすかった。6月なのに35度近くの暑さだったと聞いた去年と比べれば天国。発汗量が多ければ恐らく脚が攣ってゴールできていなかったと思う。

 

良かったことその5は、ボランティアの声援が温かかったこと。バイクからランへのトランジション会場だった内海高校の高校生たちがとっても一生懸命に応援したり、サポートしてくれたことが記憶に残る。また、エイドにいるお母さんたちにも何度となく励まされたし、沿道の皆さんの心温まる応援にも社交辞令でなく、本当に心が温まった。走っていて辛いときはありがとう、となかなか言えなかったけれど、余裕があるときは「元気もらいました」といいながら心から感謝しながら走った。ボランティアの方、大会関係者の皆さん、本当にありがとうございます。

 

厳しかったことその1。セントレア周辺に宿泊した人向けシャトルバスのロジスティクスが悪いこと。当日朝の試泳スタートが6時30分から7時15分の間で、それを見越して5時半過ぎからセントレア臨時駐車場のシャトルバス乗り場に並んでいたのだが、すでに長蛇の列。

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スイムが苦手な私としては、ぶっつけ本番で泳いでも何もいいことないので早く会場入りして試泳したかったのだが、7時前にぎりぎり会場について無理やり試泳できた。7時15分を過ぎると入水が認められないので、バスが遅れても救済措置なし。試泳できずいきなり泳いでパニックになる人もいるかもしれず、安全面でもどうかと思われる。

 

厳しかったことその2、というか私も反省すべき点。バイク前半が工業地帯を2周回するコースなのだが、私が1周回終わって間違って2周回を終えた前走者について行ってしまい、コース間違いに気づいて左コーナーの先の右端で停車。そこに後走者が追突した。後走者は落車したものの減速していたのでケガはなく、私もケガしなかった。お互いに詫びて、私はそのまま他の選手の邪魔にならないようにコースに復帰し走り始めたのだが、2周回目半分ぐらいでバイクに異音。何だろう、と思っていたら追い抜かしていく選手が「ボトルゲージが外れそうだよ」とのこと。何が起きているのかよくわからないままに走行を続けていたら、どうやら追突されたはずみでボトルゲージが折れたらしく、大きめの音がして振り返ると工具を入れたボトルごと地面に落ちてしまった。取りに戻るわけにもいかず。パンクした際に使うスペアのチューブや工具がなくなってしまったので、パンクしたらかなりの確率で即リタイア、という厳しい状況に追いやられたうえ、近くを走っていた選手からは罵られる始末。こちらが悪いのはわかるが、追突されて壊れた、という状況が分からなかったのだから私からしてみれば不可抗力に近い。でも追突した方、落下物で迷惑かけた方にはお詫びしたい。

 

厳しかったことその3は、自分のバイクの脚力。前半の平坦なコースではそこそこ踏めていたと思うが、後半になってアップダウンがきつくなるとともにパフォーマンスが低下。農道を走ることもあるかも、と説明会では聞いていたが、農道というよりはむしろあぜ道じゃん、というようなところも走り、90度コーナーや180度コーナーも数多く、重いギアで直線番長的に走る私のスタイルとは相いれないコース。体力を消耗し始めた後のきつい登りなど、時速10㎞を割るスピードで一番軽いギアでも登れないかも、という時が2度ほどあった。

さらに南知多道路に入ったら自動車専用道路なので楽できるかと思ったら、全くそんなことはなく。昼前になると無風だったのが完全な向い風となったうえ、とても厳しい上り下り。下りで勢いつけて登りを上りきろう、と思うが風で押されて勢いに乗れず。一度失速すると時速10㎞コース。私のようにロードバイクでなく、TTバイクだと楽なのかなあ、それとも単純に脚力のせいなのかなあ、と考えながら、もうこれは修行なのだ、苦しくても文句言うな、と自分に言い聞かせながらバイクを終えた。

 

厳しかったことその3は、ランコース。マラソンと違ってわざとアップダウンのあるコースにしているのは分かるが、南知多道路の側道の上り下りは半端ないわ。こんなところで走ったら体力消耗するだけだ、と思わせるような登り坂は、もう歩くしかないと思って歩いた。下りはスピード出して走る。走り始めたときは、「おれ、90㎞バイク漕いだ割には結構走れるじゃん」と思ったけれど、15㎞を過ぎるとかなり脚が重くなり、エイドの救護のところでコールドスプレーを何度も借りて膝の上の筋肉と太ももの裏を冷やしながら走った。でも本当に沿道の人の応援が心にしみた。

 

結局、6時間45分にて自分との戦いは終了。二人いた私の知り合いは私よりも小一時間以上早く終わっていたけれど、個人的にはかなり充足感があった。TTバイク買ったらもっとタイムが出るかな、とも思ったが、まず脚力つけるのが先のような気が。来年また同じ大会に出場したいか、と聞かれると、今はゆっくり休みたい。もう少し経てば、のど元過ぎればなんとやら、で「来年は6時間切りを目指す」とか景気のいいことを考えるのかもしれないが。

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