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自転車操業一筋42年

世の中の「意識高い系」トライアスリートについていけない泳ぎがヘタで意志が弱いサラリーマン、永遠の42歳後厄、が初フルマラソン完走後3年でアイアンマン70.3のフィニッシャーに。フルマラソンサブ4達成後の次の目標はOD3時間切りです。

天草トライアスロン走ったら熱中症になったでござるの巻 その1 

トライアスロン: レース参戦記

宮崎でオリンピックディスタンスやった2週間後、私はまた九州にいた。いつもはロンサムトライアスロンなのだが、今回はなんと7人のパーティ。私がそもそもトライアスロンにチャレンジしたのは、プロゴルファーの小田美岐さんに「トライアスロンやってみたいと思ってるんですが」とお話したところ、お知り合いのトライアスリートオザキさん(仮名)をご紹介いただいた、というのがきっかけ。今回はオザキさんが天草トライアスロンツアーを企画して下さったのに参加させていただいた。

 

トライアスロン組が2人(うち1人は女性)、オザキさんも含めて3人がフルアイアンマン経験者、そして私と初トライアスロン挑戦者の奥様、というパーティ。オザキさん以外は初対面だが、同じ目的を共有している同志なのであまりアウェイ感なし。半分が超気合い入っているチーム、半分がビギナー、ということになる(と思っていたら後ほど驚愕の事実が明らかに)。
 
天草は思ったより遠い。羽田から熊本空港まで1時間40分。熊本市内までバスで45分。そこから天草までおよそ80km強。一本道の国道をたらたら走っていくと3時間ほど。移動で半日は確実にかかってしまう。
 
その上レースの前日やることは実は結構盛りだくさん。
送っておいたバイクを組み立てたり、コースを視察してスイム会場で試泳したり、大会エントリーしてローカルルールの説明受けたり、バイクの車検通したり。
 
前日現地入りするとそれだけでかなり体力を消耗するので、金曜日の夕方に熊本入りし、土曜日の朝9時に天草に出発する予定となった。
 
金曜日の夜はプレッシャーないので嬉しい。新鮮な馬刺しや刺身食べてビール飲んで盛り上がる。熊本は食べ物旨いので大好き。
でもお腹の弱い私は昼からゲリラー状態で、熊本空港からのバスの中で臨界状態を迎えそうになったぐらいなので(目的地に着いた途端にトイレに駆け込んだのでバスの中に携帯忘れたほど超大ピンチだった)、あまり飲み食い出来なくて残念。
 
その晩は花畑町のオンボロビジネスホテルに一人で泊まり、すぐ近くの別のホテルに泊まっているみなさんと朝合流。9人乗りのハイエースで天草目指す。
 
みんなマイペースで面白い。一番の兄貴分のアサイさん(仮名)、某広告代理店のエライ方は、後輩のトライアスロン初挑戦のホソミさん(仮名)と一緒にひたすらお酒を飲む。明日レースだというのに全くお構いなし。11時からしか売らない、というビールを交渉して朝イチからゲット、ランチタイムに天草に着いたら生ビールに地元の焼酎。大変なレースに明日参加する、的な悲壮感、微塵も1ミリもなし。
ホソミさんはトライアスロン初挑戦で、ちょっとぽっちゃりした(失礼!)体型の方なので、そんなに飲んで大丈夫ですかとツッコミ入れたくなる。同行されたホソミさんの奥様も笑って見ていて、超余裕な感じ。
もう1人の初挑戦はカナダ人女性、完璧なバイリンガルのアンジェラさん(仮名)。小柄な女性で、私と同様スイムが苦手、とのこと。彼女は私と同様、アルコール控え目。
 
天草着いたら、ジリジリと真夏の陽射しが照りつけて、アサイさんがボソッと「これ、沖縄並みだな」と。気温は35度。湿度も高く、かなり熱中症リスク高い。翌日が思いやられる。渋い旅館の玄関横の階段を上がって左手の部屋に、おっさん5人で陣取る。オヤジの臨海学校みたい。送っておいたバイクを冷房の効いた大広間で黙々と組み上げ、数km離れたスイム会場を下見。
 
前回天草に来た時に泊まったホテルアレグリアガーデンの下の海水浴場がスイム会場。前回同様なみなみと水があるのか、と思ったら思いっきり潮が引いていて、周回コース全てが陸になってました。さすが遠浅の天草の海。全然下見にならない。会場脇の日本トライアスロン発祥の地、という石碑をみて、ああこれ見てトライアスロンやろうと思ったんだな、と思い出した。
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バイクに乗って市民会館へ。車検とエントリー。車検と言ってもヘルメットのチェックがあってバイクにゼッケン貼ってもらうだけ。私はバイク用のボトルとエナジーショット的なサプリメントを持ってくるのを忘れたので購入。そこから酷暑の中一度宿に戻り、夕方からの選手説明会でまた戻ってくることに。
 
選手説明会の前に30回記念大会、ということでセレモニーがあり、それがえらく長く続く。遅れて会場入りした我々は席がなくて階段や廊下に腰掛けて退屈しながら話を聞いていた。舞台があって、天草四郎の刺繍が入った立派な緞帳がかかっている会場の通路で、退屈したアサイさんは横になって寝てしまった。自由人は面白い。
 
イシカワさん(仮名)とアサイさんはフルアイアンマンも含めた歴戦の猛者。お二方とも100万円近くするはずの本気バイクの持ち主。それだけ気合い入っているということだ。イシカワさんはフルマラソンも3時間ちょっとで走るそうで、東京マラソンでアナウンサーと並走する仕事したらマラソン4時間で走るのってほんと楽しいって知った、との余裕のコメントされていた。
 
土曜日にイシカワさんのお知り合いの最年長オガタさん(仮名)も合流。
総勢8名で天草地元の居酒屋に出掛け、翌日のレースに向けて英気を養う。ここでもアサイさんホソミさんはアルコールでがっつり炭水化物補給。ホソミさんは特にトライアスロン初挑戦なのでアグレッシブだなあと思っていたが、実は彼は水泳自由形200mの元日本記録保持者であることが判明。失礼ながら人は見かけによらない。ってかそんなこと早く教えてよ、という感じ。そりゃ余裕だわ。
 
居酒屋で飲み終わると、花火大会が始まっていた。川に架かった橋の上からみんなで花火見物。

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アサイさんはホソミさんと居酒屋から持ってきた焼酎の四合瓶をラッパ飲みしている。明日はどうなる事やら。
 
続く。